ローカル線・地方鉄道の廃線問題、8割以上が「社会的な課題」と認識。個人でできることの1位は「実際に乗車する」

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ローカル線・地方鉄道の廃線問題、8割以上が「社会的な課題」と認識

株式会社NEXERと鉄道ひろばは共同で、鉄道に興味がある全国の男女128名を対象に「廃線・引退車両・ローカル線への思い入れと保存意識」に関するアンケート調査を実施しました。この調査は、地方のローカル線が姿を消していく現状に対し、鉄道ファンがどのような思いを抱いているのか、また、その保存についてどのように考えているのかを明らかにするものです。

ローカル線・地方鉄道の廃線問題 8割以上が 社会的な課題 と認識 個人でできることの1位は 実際に乗車する

廃線・引退車両への思い入れ

調査の結果、廃線になった路線や引退した車両に対して「思い入れや惜しむ気持ちを感じたことがある」と回答した人は51.6%に上りました。鉄道に興味がある人の半数以上が、消えゆく鉄道に何らかの感情を抱いていることがわかります。

Q. 廃線になった路線や引退した車両に対して、思い入れや惜しむ気持ちを感じたことはありますか?

思い入れを感じる対象としては、「地方のローカル線」が54.5%で最も多く、次いで「地元の路線」が48.5%、「有名な特急・寝台列車」が43.9%と続きました。回答者からは「子どもの頃の楽しかった思い出が消えてしまうような切なさがあった」「地元の線路がなくなってほしくない」といった声が聞かれ、鉄道が単なる移動手段ではなく、個人の記憶や人生の一場面と深く結びついていることがうかがえます。

Q. どのような路線・車両に対してそう感じましたか?

記念品・部品の購入意向と人気アイテム

「引退車両・廃線路線の記念品や部品」が販売されていれば欲しいと思うかという質問に対しては、59.1%が「とても思う」「やや思う」と回答しました。約6割の人が、引退する車両や消えゆく路線にまつわる「モノ」を手元に置きたいと考えているようです。

Q. 「引退車両・廃線路線の記念品や部品」が販売されていれば欲しいと思いますか?

具体的に惹かれるアイテムとしては、「写真集・記念冊子」が23.1%でトップとなり、次いで「行先表示板」が17.9%、「座席」が12.8%と続きました。写真集や記念冊子を選ぶ理由として「当時の思い出や車両の記憶を色濃く残せる」という声があった一方、行先表示板や座席を選ぶ理由としては「実際に使われていたものならではの特別感や希少性」が挙げられました。

Q. どんなアイテムに特に惹かれますか?

廃線問題への社会的な認識と個人でできる支援策

ローカル線や地方鉄道の廃線問題について、「社会的な課題だと感じる」と回答した人は85.2%に達しました。この結果から、廃線が鉄道ファンだけでなく、地域社会全体に関わる問題として広く認識されていることがわかります。

Q. ローカル線や地方鉄道の廃線問題について、社会的な課題だと感じますか?

個人としてできることとしては、「実際に乗車する」が54.1%で最も多く挙げられました。その他、「イベントや観光で利用する」が45.0%、「グッズや記念品を購入する」が29.4%と続き、ローカル線を残すためにはまず利用することが重要であるという意識が示されています。

Q. 個人としてできることがあるとしたら、どのようなことだと思いますか?

記念グッズ購入の実態

廃線・引退記念として発行された限定グッズや記念切符の購入経験については、「ある」と回答した人が12.5%、「購入しようとしたことはある」が20.3%で、合わせて32.8%の人が何らかの形で関わった経験があることがわかりました。購入理由としては「その電車が存在していたことの記念を残すため」といった声が多く聞かれました。

Q. 廃線・引退記念として発行された限定グッズや記念切符を購入したことはありますか?

しかし、「買おうとしたが買えなかった」という声も複数あり、販売場所や時間、価格が購入の障壁となるケースもあるようです。また、「社会的問題ではなく時代の流れ」と冷静に受け止める意見もあり、廃線への向き合い方は人それぞれであることがうかがえます。

まとめ

今回の調査では、鉄道に興味がある人の半数以上が引退車両や廃線に思い入れを持っていること、そして85.2%がローカル線や地方鉄道の廃線問題を社会的な課題として認識していることが明らかになりました。個人でできることとして「実際に乗車する」が最も多く挙げられていますが、記念グッズや記念切符の購入経験は32.8%にとどまり、思い入れが必ずしも具体的な行動に結びついているわけではない側面も見受けられます。

失われつつある路線や車両を次世代へどう残していくかは、今後も検討されるべきテーマです。気になる路線があれば、一度足を運び、その風景や雰囲気を体験してみてはいかがでしょうか。

本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。

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