JR東日本スタートアッププログラムとは
JR東日本スタートアッププログラムは、ベンチャー企業が持つ優れたアイデアや先進的な技術と、JR東日本グループの経営資源を組み合わせることで、社会課題の解決や新たなビジネスの創出を目指すオープンイノベーションプログラムです。Thinkerは本プログラムの採択企業として、鉄道インフラを支える保守・メンテナンス作業の現場における作業負荷の軽減や省力化・自動化に向けた技術検討を進めてきました。
革新的なロボット技術が評価
鉄道保線の作業現場は、対象物や作業環境のばらつきが大きく、従来のロボットでは安定した自動化が難しいとされていました。これに対し、Thinkerは「現場のばらつきを受け止める器用なロボットハンド」と「独自のセンサー・AI技術」を組み合わせ、環境変化が大きく複雑な現場であっても的確に作業を遂行できる革新的なソリューションを提案しました。この高い技術力と、将来的なインフラの持続可能性(サステナビリティ)に貢献する点が総合的に評価され、今回の受賞に至りました。
ThinkerのCTO中野氏は受賞者の挨拶で、日本のインフラのクオリティの高さに触れ、「今は線路固定用クリップのたてこみ作業という線路保線作業のうちの一つですが、今後は他の作業への適用の可能性もあります。また、今回の取り組みがきっかけにロボットが屋外でも使えるものとして、さまざまな領域にも普及していくことも期待しています」とコメントしました。

デモンストレーションで技術を披露
当日のThinkerブースでは、同社独自の「手探りピッキング技術」で線路固定用クリップを拾い、クリップ先端を線路の穴に合わせて配置するデモが披露されました。置き方が定まらず、形状が複雑なクリップを瞬時に位置や状態を認識し、的確に作業を遂行する様子は、多くの来場者の注目を集めました。

デモンストレーションの様子はYouTubeで確認できます。
デモンストレーションの様子(Youtube)
本プログラムの受賞結果およびDEMO DAYの詳細については、主催者であるJR東日本スタートアップ株式会社の公式ウェブサイトでも公開されています。
JR東日本スタートアップ株式会社 公式ウェブサイト
株式会社Thinkerについて
株式会社Thinkerは、人とロボットが協奏し、互いに高めあいながら進化していける社会を目指し、自ら考えて判断するロボットハンドの開発に取り組んでいます。社名のThinkerには「考え抜く集団」「考えるロボット」「ロボットの進化(シンカ)を加速させる」といった思いが込められています。

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