揺るぎない安全基盤の確立
更なる安全な鉄道サービスの提供
同社は、鉄道駅バリアフリー料金制度を活用し、2032年度末までに全駅へのホーム柵整備を目指しています。2026年度には、福島駅(上下線)、淀川駅(上下線)、姫島駅(上下線)、西宮駅(1番線・4番線)の計4駅で可動式ホーム柵の供用開始を予定しています。

阪神なんば線の福駅~伝法駅間に架かる淀川橋梁では、津波や高潮に備えた改築事業が進められています。これにより、橋脚数を減らし橋の高さを上げることで、地域の住環境や列車運行の安全性が向上します。また、国・大阪市と連携した立体交差事業として5か所の踏切を除却し、周辺道路の混雑解消と交通利便性の向上に貢献します。

運転保安度向上策として、耐久性の高い枕木への更新やレール分岐器の改良によるメンテナンスの省力化、騒音の低減に継続して取り組むほか、保線業務に使用するレール運搬台車の更新も行われます。

災害に備えた鉄道インフラの整備
阪神電気鉄道では、全線の93%を立体化(高架化または地下化)しており、踏切を除却することで事故を減少させ、輸送の安全性向上に努めてきました。2026年度も、高架橋の耐震補強工事を進め、既存施設の適切な更新と維持管理を通じて自然災害に備えます。


また、老朽化したPTC(列車運行管理)システムの更新に加え、PTCセンター建物の耐震化工事も実施されます。
サービス水準の更なる向上
更に安心・快適な鉄道サービスの提供
2027年春には新型急行用車両3000系が導入される予定です。この車両は、快適性・省エネ性に優れた機器を採用し、ストレスフリーな車内環境を目指します。最新の駆動システムにより、消費電力は従来の8000系車両と比較して約60%削減される見込みです。

着席保証のニーズの高まりを受け、新型急行用車両3000系のうち1両で、同社初となる座席指定サービスが導入されます。運行区間や料金などの詳細は後日発表される予定です。
2026年度からは野田駅改良工事に着手します。この工事では、可動式ホーム柵の整備や改札内外のエスカレーター、エレベーターの更新、ホーム床面の美装化などが行われ、駅の安全性と利便性、快適性が向上します。

デジタル化による利便性の向上
「阪神アプリ」では、最新の運行情報やダイヤ、駅情報の検索機能を提供しており、阪神バス・阪急バス・阪神タクシーの公式サイトや沿線のお出かけ情報サイトとも連携しています。2026年度には、新たに導入される座席指定サービスの予約サイトとの連携が開始され、更なる機能強化が図られます。

環境・社会への貢献
脱炭素に向けた取組みの推進
阪神電気鉄道は、2025年4月から鉄道用電力を実質的に再生可能エネルギー100%とする全線カーボンニュートラル運行を開始しており、2026年度もこれを継続します。加えて、同社専用の太陽光発電設備から電力を調達する「コーポレートPPA」を新たに導入するほか、鉄道施設への太陽光パネル設置を推進し、環境負荷低減に努めます。
阪神グループは「“たいせつ”がギュッと。」のブランドスローガンの下、今後もお客様の“たいせつ”と向き合い、グループ一丸となって阪神らしいブランド体験を提供し続けることで、信頼と期待に応えていく方針です。

阪神電気鉄道株式会社について、詳細は以下の公式サイトをご覧ください。
阪神電気鉄道株式会社

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