松戸駅西口公衆トイレに生理用ナプキン無料提供サービス「OiTr」を設置、駅利用者に安心を届ける環境へ

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新規設置施設について

新たにOiTrが設置された施設は以下の通りです。

松戸市からは、これまで24時間利用可能な公衆トイレがなかった松戸駅東西口に、改良工事に合わせて新設されたトイレの供用開始と、その中の西口公衆トイレのバリアフリートイレと女子トイレにOiTrが設置されたことについてコメントが寄せられています。コンパクトながらも安心して利用できるトイレとして、市民の利用を促しています。

「OiTr(オイテル)」とは

OiTrは、女性用個室トイレ内に設置されたディスペンサーから生理用ナプキンを無料で受け取れるサービスです。専用アプリ(無料)をダウンロードしてアカウント登録すると、2時間ごとに1枚、アカウント登録日を起点に25日間ごとに最大7枚まで受け取ることができます。2026年3月時点で、全国34都道府県・367施設に合計4,120台のOiTrが設置されています。詳細な設置箇所はこちらで確認できます。

OiTrのデバイスとメッセージ

アプリでは、ナプキンの受け取りだけでなく、「生理日予測」や「体調管理」機能も利用でき、利用者からは「記録しながらナプキンが受け取れて便利」「予測が正確」といった声が寄せられています。さらに、女性の不安を和らげるメディア「いつでもオイテル」を通じて、女性の心身の悩みや生理、健康に関する情報も発信し、安心して前向きな選択ができる社会をサポートしています。

OiTrの利用方法

「OiTr」の生まれた背景と「生理の貧困」への取り組み

オイテル株式会社は、「社会課題をビジネスで解決する」ことをミッションに掲げ、「生理の貧困」という課題に注目しました。日本では、経済的・社会的理由により生理用品や衛生的な環境にアクセスできない女性が存在し、それが教育機会の喪失や就労困難、心理的負担など、目に見えない社会的損失をもたらしていると考えられています。

「トイレットペーパーはトイレにあるのに、なぜ生理用品は常備されていないのか?」という疑問をきっかけに、日常で最も身近なトイレ空間から社会の意識と環境を変える取り組みがスタートしました。

「生理の貧困」は、日本では経済的な問題として捉えられがちですが、世界的には生理用品だけでなく、清潔な水や衛生的な環境、生物学と生殖に関する教育など、生理に最低限必要なものにアクセスできない状態を指します。生理用品へのアクセスが困難であることは、単なる物質的な問題にとどまらず、尊厳、健康、教育、労働といった生活全体に深刻な影響を与えることがあります。世界では無償提供や軽減税率、税撤廃などの対策が進む一方、日本では支援が自治体単位にとどまっているのが現状です。

OiTrは、日常生活の中で生理用品が「当たり前にある」環境を整え、これまでの「当たり前」を見直すきっかけとなることを願っています。この取り組みが、誰もが安心して暮らせる社会への第一歩となり、より多くの共感と行動が広がっていくことが期待されます。

OiTrのQRコード

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