~このオバケを生んだのは、あなたかもしれない~ 名鉄で「GHOSTrain」運行、ビニール傘の大量消費に警鐘を鳴らす

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第二弾「GHOSTrain(ゴーストレイン)」の概要

今回の第二弾「GHOSTrain」では、日本の「プラスチック廃棄」という社会問題と、鉄道会社が抱える「乗客の忘れ物」という課題を掛け合わせ、「ビニール傘の大量消費」をテーマにしています。

日本はビニール傘の消費量が世界で最も多い国です。ビニール傘はプラスチックや金属、接着剤など多様な素材が使用されているためリサイクルが困難で、その廃棄に伴うCO2排出は深刻な環境問題となっています。多くの鉄道会社でも忘れ物の第1位が傘であり、名古屋鉄道でも日々多くの傘が忘れ物として届けられています。しかし、安価なビニール傘を引き取りに来る人は少なく、その返還率はわずか6%程度にとどまっている状況です。このように、ビニール傘の大量消費は環境問題であると同時に、鉄道会社にとって大きな管理負担となっています。

「GHOSTrain」では、名古屋鉄道に遺失物として届けられた傘の中から、使えなくなった廃棄予定のビニール傘を活用し、「オバケ中吊り」が制作されました。置き忘れられた傘たちの恨めしい気持ちを、チャーミングなオバケたちが電車をジャックして訴えかけます。

ポスタービジュアル

「あれ、なんだかじめっとした視線を感じる…。それ、きっとオバケのしわざです。この電車には、元ビニール傘のオバケたちが乗車しています。置き忘れられ、見捨てられたビニール傘たちが化けて出てきたのです。」といったメッセージが車内に掲示され、乗客に語りかけます。ポスターには「ようこそゴーストレインへ。次は、モノを大切に使う未来へ向かいます。」と記されています。

ポスタービジュアル

特別車両「GHOSTrain」の運行

特別車両「GHOSTrain」は、2026年6月21日(日)から7月12日(日)まで運行されます。鉄道の運行上の都合により、期間が変更される可能性があります。

車内には、ユニークなオバケたちが様々な場所に登場します。中吊り広告だけでなく、ドア横や額面などにも掲出され、乗客に傘の忘れ物に対する意識を促します。

電車内イメージ

電車内イメージ

電車内イメージ

ドアステッカーには「持った?」「忘れてない?」といったメッセージが描かれ、電車を降りる人に直接呼びかける内容になっています。

ドアステッカーイメージ

ドアステッカーイメージ

オバケステッカーのピールオフ広告

名鉄名古屋駅の改札内(南改札口付近)では、2026年6月22日(月)から6月29日(月)まで、さまざまな表情のオバケたちの中から、お気に入りのオバケステッカーを持ち帰ることができるピールオフ広告が実施されます。このステッカーを自身の傘に貼ることで目印にしてもらい、愛着を持って大切に使うきっかけ作りへとつなげていきます。この広告は、なくなり次第終了となります。

ピールオフ広告イメージ

ピールオフ広告イメージ

特設サイトについて

特設サイトは2026年6月21日(日)より公開されています。コンセプトムービーは6月26日(金)頃、同サイト内で公開される予定です。

制作の背景と期待される効果

落とし物の保管倉庫では、傘の量の多さに圧倒されるといいます。傘の落とし物は数が非常に多いため、他の落とし物よりも保管期間が短い現状です。この状況から、ついつい忘れられがちなビニール傘の存在感を高めるために、透明なビニール傘を透明なオバケとして吊るすアイデアが生まれました。

今回の企画では、傘の忘れ物が多くなる梅雨の時期に実施することで、昨年よりも落とし物が減ることが期待されています。

制作風景1

制作風景2

制作風景3

今後の展開

「うえむくとうわむくプロジェクト」は、第一弾の「MORE FLOWER」、第二弾の「GHOSTrain」に引き続き、従来の中吊り広告にはなかったアイデアあふれる広告を制作していく予定です。中吊り広告の新しい価値を創造するとともに、中吊りを見上げることで世の中が上向くようなメッセージを発信し続けていくとしています。

プロジェクトロゴ

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