東急セキュリティが現場DXアプリ「Connecteam」を全拠点展開し、警備員の育成・定着率を大幅改善

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導入の背景

警備業界では、労働人口の減少に伴う慢性的な人手不足や求人倍率の高止まりが継続的な課題となっています。加えて、業界全体での離職率の高さや高齢化も深刻であり、人材の確保・定着や早期戦力化が急務とされています。

東急セキュリティにおいても、鉄道駅や商業施設など約100拠点に約1,000名の警備員を配置する中で、通達の郵送、電話による上下番連絡、紙の日報やチェックリストなど、アナログな運用が多く見られました。これにより、指令センターの受電負荷や、教育品質のばらつきによる習熟期間の長期化などが経営課題となっていました。これらの課題を解決するため、現場に必要な機能を一元化した「Connecteam」が導入され、段階的に展開が進められてきました。

Connecteamによる業務改善例

「Connecteam」の導入により、様々な業務が効率化されています。

掲示板・チャット

  • Before: 全通達を印刷・郵送し、閲覧状況は紙への押印で管理。伝達確認に時間を要していました。

  • After: アプリでの電子配信と既読管理により、迅速かつ確実に情報が共有され、ペーパーレス化を達成しています。

シフト管理・上下番報告

  • Before: 勤務開始・終了報告は全て電話連絡で行われ、ピーク時に指令センターの受電が逼迫していました。

  • After: アプリ上で遠隔・リアルタイム確認が可能となり、未報告時には自動アラート通知されるため、電話連絡が大幅に削減されました。

チェックリスト・台帳

  • Before: 紙管理のため、本社巡察時に現地で業務遂行度を確認する必要があり、正則作業の把握に時間を要しました。

  • After: 写真付きで即時提出が可能となり、必須入力により業務履行や正則作業漏れを防止し、管理が効率化されました。

Connecteam活用イメージ1

文書管理・Eラーニング

  • Before: 分厚い紙マニュアルや口頭指導への依存、集合型研修に伴う移動負担やコストが発生していました。

  • After: スマートフォンでの電子マニュアル参照により指導が統一され、警備員研修の遠隔受講が可能になったことで、移動軽減とコスト削減につながっています。

Connecteam活用イメージ2

経営・エンゲージメント面の効果

「Connecteam」の活用を通じて、東急セキュリティは効率的な運用の構築やコストの最適化など、多面的な導入効果を生み出しています。

  • 研修期間短縮によるコスト抑制: スマートフォンで電子マニュアルやチェックリストを常時参照できる環境が整い、指導のばらつきが排除されました。これにより、研修期間が25%短縮され、効率的な人材育成と教育コストの抑制が実現しました。

  • 早期離職の減少と定着率向上: 手元でいつでも実地確認や受講ができる環境により、新人警備員の業務不安が軽減されました。早期離職が10%減少し、採用・育成に関わるコストの削減が達成されました。

  • 上下番確認の電子化による業務履行管理: 電話連絡からアプリでのリアルタイム確認およびアラート運用へ移行したことで、指令センター業務の省力化が推進され、運用管理コストが低減しています。

  • 現任教育のオンライン化と諸経費削減: 現任教育などの法定教育を集合型から遠隔受講(Eラーニング)に切り替えたことで、移動に伴う拘束時間や残業代、交通費が削減されました。また、業務通達などの電子化により印刷・郵送費用などの諸経費も削減されています。

  • 現場主導の業務改善サイクルの確立: 全社的に業務を見直して構築されたベストプラクティスがアプリ経由で横展開され、現場業務が標準化されました。さらに、現場から「拾得物台帳」などの電子化に関する自発的なアイデアや情報交換が活発に生まれるなど、現場を巻き込んだ業務改善サイクルが確立されています。

今後の展開、導入支援事業について

今後、東急セキュリティは「Connecteam」を警備現場の強固な業務基盤としてさらに活用し、利用範囲を拡大していく予定です。具体的には、アプリ内に搭載されている「AIチャットボット」などのAI機能を活用し、現場警備員からの問い合わせ対応の自動化や、外国人留学生をはじめとする多様な人材への業務理解支援の高度化を進めていくでしょう。また、一人の警備員が複数施設で勤務できる「マルチシフト化」や人事ローテーションの促進により、深刻な人手不足下でも柔軟に人員配置できる体制を強化していく方針です。

同時に、東急セキュリティは自社への大規模展開で培った導入・運用の豊富なノウハウやベストプラクティスを基に、他の警備会社や、デスクレスワーカーを多数抱える異業種(交通、ホテル、商業施設、製造業など)の企業に向けたConnecteam導入支援事業を本格化します。政府主導の省力化投資促進施策や業界のデジタル化の機運を捉え、日常業務のDXや多拠点管理、教育標準化に課題を持つ企業をサポートし、現場産業全体の持続的なサービス品質向上に貢献していく考えです。

Connecteamについて

Connecteamは、デスクレスワーカーのための業務管理アプリで、「コミュニケーション管理」「オペレーション管理」「人事・育成管理」のための機能をオールインワンで提供しています。
152か国・80,000企業で利用されており、Sodexo、GardaWorld Federal、American Eagleなどの大手企業も含まれています。

Connecteam公式サイト: https://connecteam.com

東急セキュリティ株式会社について

会社名: 東急セキュリティ株式会社
代表者: 代表取締役社長 山中 淳郎
所在地: 東京都世田谷区太子堂4丁目1番1号 キャロットタワー21F
事業内容: セキュリティ事業
URL: https://www.tokyu-security.co.jp/

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