レッドドットデザイン賞とは
レッドドットデザイン賞は、ドイツの「ノルトライン・ヴェストファーレンデザインセンター」が主催する、世界的に権威のある国際的なデザイン賞です。プロダクトデザイン、ブランド&コミュニケーションデザイン、デザインコンセプトの3部門に分かれ、毎年、世界中のデザイン専門家による厳正な審査が行われます。
国際的なデザイン賞を多数受賞
「WA」はレッドドットデザイン賞に加え、以下の2つの国際的なコンペティションおよびアワードプログラムでも評価を得ています。
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FRAME Awards 2026:オランダのインテリアデザイン専門誌『FRAME』が主催する本アワードで、2026年3月の月間「GOLD」を受賞しました。
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dezeen award 2025:「Lighting design」部門において、上位15位に授与される「Longlist」を受賞しました。
照明器具「WA」について
「WA」は、2023年1月に定期運行を終了した「8500系」の吊り輪を再利用した照明器具です。この取り組みは、資源循環の推進を目的としています。
デザインを手がけたのは、ロンドンを拠点に活動するデザインスタジオ「Akasaki & Vanhuyse」です。長年使用されてきた吊り輪が持つ経年変化をデザインの一部として取り入れ、「8500系」が田園都市線を駆け抜けた記憶を照らすオリジナルプロダクトとして誕生しました。

製品概要
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商品名:WA
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デザイン:Akasaki & Vanhuyse
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販売価格:109,000円(税込)
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販売台数:150台(限定販売)
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光源仕様:E17系LED電球(電球色)
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消費電力:1.2W
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寸法:幅114mm×奥行120mm×高さ193mm
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本体重量:約1.2kg
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材質仕上:ステンレス/樹脂(吊り輪)
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発売日:2025年8月25日(月)~ ※在庫がなくなり次第、販売終了となります。
「8500系」について
「8500系」は、1975年にデビューした車両です。新玉川線(現在の田園都市線の一部)と営団地下鉄(現東京メトロ)半蔵門線の相互直通運転開始に合わせて導入されました。東急電鉄では最多となる400両が製造され、1976年には「鉄道友の会ローレル賞」を受賞しています。
田園都市線だけでなく、東横線や大井町線でも運行され、長年にわたり多くの人々の日常の足として活躍しました。後継車両の導入に伴い、2023年1月25日に定期運行を終了しましたが、2026年4月には4両編成に改造された動態保存車として復活を遂げています。


循環型社会の実現を目指して
東急と東急電鉄は、今後も事業活動で発生する廃材の再利用を積極的に推進していく方針です。鉄道業界全体での資源再利用を促し、持続可能な循環型社会の実現を目指す取り組みを続けていくとしています。
デザイナー「Akasaki & Vanhuyse」について
「Akasaki & Vanhuyse」は、ロンドンを拠点に活動するデザインスタジオです。日本人デザイナー・建築家の赤﨑健太氏と、フランス人インダストリアルデザイナーのAstrid Vanbuyse氏によって設立されました。
二人の異なる視点を融合させ、プロダクト、テック、照明、家具のデザインからリサーチまで多岐にわたるプロジェクトを展開しています。彼らのアプローチは目的志向であり、長く役立つアイデアの具現化に重点を置いています。国際的なブランドとの協働実績を持ち、iFデザインアワード金賞やレッドドットデザイン賞など、数々のデザイン賞を受賞しています。

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