北海道ニセコエリアで初の自動運転EVバス実証運行が開始

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取り組みの背景

ニセコエリアでは、冬季繁忙期の移動手段確保など、交通に関する課題が指摘されてきました。これに対し、全国に先駆けて他営業圏のタクシー事業者から応援隊を派遣する「ニセコモデル」を導入するなど、官民連携による地域交通の再構築が進められています。しかし、全国的な課題であるドライバー不足など、地域交通を取り巻く環境は依然として厳しい状況にあります。

東急不動産は、倶知安町との包括連携協定に基づき、リゾートと市街地の連携、ニセコひらふ地区を中心としたオールシーズン型国際的リゾートの形成を目指し、交通やインフラなどの地域課題への対応に取り組んでいます。

国土交通省の補助事業を活用するなど、官民連携による地域交通の再構築に向けた機運が高まる中、東急不動産とマクニカは、自動運転EVバスの導入を通じてニセコエリアの地域交通課題の解決とオールシーズン型国際的リゾートの実現を目指します。

なお、国内のスノーリゾート地における自動運転EVバスの実証運行は、全国で初の取り組みです。

  • 北海道倶知安町と東急不動産は、スキーの町宣言50周年を契機とするオールシーズン型国際リゾートの形成に関する包括連携協定書を締結しています。詳細は東急不動産のニュースリリースをご覧ください。

  • 国土交通省による「『交通空白』解消等リ・デザイン全面展開プロジェクト」の事業採択に関する報道発表資料はこちらです。

本実証運行の概要

本実証運行は、将来的なニセコエリアでの自動運転レベル4による運行を目指し、ニセコ東急 グラン・ヒラフ周辺エリアでレベル2による実証運行(オペレーター同乗)を実施します。概要は以下の通りです。

  • 事業主体: 東急不動産

  • 運行主体: マクニカ

  • 実証内容: 将来的な自動運転レベル4の運行に資するため、ニセコ東急 グラン・ヒラフ周辺エリアでレベル2による実証運行を実施(オペレーター同乗)

    • 自動運転の社会実現に向けた国土交通省の取り組みについては、こちらの資料をご参照ください。
  • 運行エリア: ニセコひらふ地区(北海道虻田郡倶知安町内)※定時定路線

  • 実証期間: 2026年8月8日(土)から2026年8月23日(日)までの16日間

    • 2026年度は冬季間においても、2週間程度の実証運行が予定されています。
  • 使用車両: 自動運転EVバス「EVO」(Navya Mobility社製)

    • 実証運行における乗車定員9名

    • 速度18km/h未満

  • 運賃: 無料

運行エリア地図

自動運転バスの側面図

時刻表

今後の展開

本実証運行で得られた知見を踏まえ、次年度以降もニセコエリアでの自動運転EVバス導入に向けた取り組みを加速させ、将来的にはレベル4による通年運行を目指します。自動運転レベル4による運行は、国内のスノーリゾート地で初の取り組みとなるでしょう。ニセコエリアでは、世界中から訪れる観光客に対し、アジアNo.1のオールシーズン型国際的リゾートにふさわしい体験価値を提供していく考えです。

本実証運行で得られたノウハウは、倶知安町をはじめとするニセコエリアの行政機関へ提供され、官民連携による地域交通の再構築に向けた取り組みが推進されます。行政や地域の関係者との連携のもと、地域住民、観光客、従業員がより快適に過ごせる環境を整えるほか、自動運転EVバスの導入などによる環境配慮や市街地とリゾートの互恵関係の構築を実現することにより、ニセコエリアの価値向上および持続可能な地域の実現に寄与していくとのことです。

「ニセコ東急 グラン・ヒラフ」施設概要

「ニセコ東急 グラン・ヒラフ」は、豊富な雪量とパウダースノーに恵まれたスキー場でありながら、夏の自然や景色、アクティビティも楽しめるオールシーズン型自然リゾートです。夏には水陸両用のアクティビティで遊びの幅を広げ、山頂の絶景レストラン「NEST813」や地元の味を楽しめる「POWDERHOOD RESTAURANT&TAPROOM」など、体を動かす以外の楽しみも充実しています。自分らしい過ごし方で、北海道の自然を丸ごと味わえる場所です。

山と街並み、ゴンドラ

カフェ/レストラン内装と窓からの景色

  • 所在地: 〒044-0080 北海道虻田郡倶知安町ニセコひらふ1条4丁目5番18号

  • 交通:

    • 車:札幌より国道230号線経由で約2時間、新千歳空港より国道276号線経由で約2時間

    • 鉄道:札幌駅~倶知安駅(小樽経由)、倶知安駅よりタクシーまたはバスで約20分

  • 公式サイト: https://www.grand-hirafu.jp/

  • 公式Instagram: https://www.instagram.com/nisekograndhirafu/

「ニセコ東急リゾート」について

ニセコ東急 グラン・ヒラフを含むニセコ東急リゾートは、「人と自然が共生し、共鳴し合う、世界で唯一のオールシーズン型自然リゾートを実現する」ことをビジョンに掲げています。ゲストに「生きがいと響き合う」体験を提供する複合リゾートです。ニセコの特長である優しく柔らかい、清らかに開かれた自然と一体になりながら、羊蹄山の絶景、山から海の滋味深い食材、心身を癒す温泉、豊富なアクティビティ、上質で長期滞在にも適した宿泊施設などを楽しむことができます。目指すビジョンや現在の取り組みを紹介するWebサイトはこちらです。

東急不動産ホールディングスグループの環境への取り組み

東急不動産ホールディングスグループでは、「脱炭素社会」「循環型社会」「生物多様性」を重点課題と位置付け、リゾートにおいても環境負荷の低減と新たな体験価値の創出を推進しています。本実証運行もその取り組みの一環として、EVと自動運転技術を活用した持続可能な地域交通の実現を目指すものです。

マクニカの取り組み

マクニカは、半導体の取り扱いに加え、世界中の最先端テクノロジーを活用して、様々なパートナー企業とともに社会問題の解決に取り組んでいます。スマートシティ/モビリティ事業では、人や物の移動を支える様々な場面で、自動運転の社会実装に取り組んでいます。自動運転の導入をワンストップでサポートし、地域交通から物流まで、社会や地域、事業課題に合わせて、導入から運用までトータルで支援しています。

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