「傘の日」に明らかになった“傘の忘れ物”の実態
「落とし物が必ず見つかる世界」を目指す株式会社findは、6月11日の「傘の日」に合わせて、日本社会における“傘の忘れ物”の実態について調査・分析結果を公表しました。この調査により、国内での傘の忘れ物が年間推定328万本に達する可能性があることが分かりました。
近年、原材料価格の高騰や物流費の上昇、円安などを背景に傘の価格も上昇傾向にあります。findの試算によると、傘の忘れ物による経済損失は年間最大66億円規模に及ぶ可能性があり、利用者だけでなく公共交通機関の管理負荷や資源廃棄による環境負荷も増大しています。
調査・分析サマリー
今回の調査で明らかになった主な点は以下の通りです。
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国内における年間の傘の忘れ物件数:推定328万本
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傘の忘れ物による推定経済損失:年間約53億円~66億円規模
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傘の忘れ物環境負荷指数:推定CO2換算約2,273トン相当
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傘の忘れ物が増加する時期:6月および10月(梅雨・台風・秋雨時期)
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主な発生場所:鉄道・バスなど公共交通機関(全体の約84%)
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主な背景:降車時の動作切り替え、雨天後の置き忘れ など
年間推定328万本の傘が忘れ物に
findのデータ分析によると、傘の拾得数には強い季節性と場所の偏りが見られます。月別では、梅雨時期の6月と秋雨・台風の影響を受ける10月が年間のピークとなっています。降水確率の低い1月や2月と比較すると、ピーク時の約6分の1にまで減少しており、傘の忘れ物の発生頻度は天候(降水量)に完全に比例していることが分かります。
また、拾得場所の傾向を見ると、鉄道とバスが突出しており、全体の約84%が公共交通機関で発生しています。

高まる「傘の忘れ物」の経済的インパクト
近年、コンビニエンスストアなどで販売されるビニール傘の価格は上昇傾向にあり、1本600円から800円の商品も一般的になっています。総務省の小売物価統計調査では、一般的な長傘(普及品)の平均価格も1,700円以上へと上昇していると示されています。
この背景には、原材料であるナフサ価格の高騰、円安による輸入コスト増加、物流費の上昇、そして耐風仕様など傘自体の高機能化があります。これまで「安価な消耗品」と認識されがちだったビニール傘も含め、傘の紛失は生活者にとって無視できない支出になりつつあります。
findのデータ分析からは、傘の忘れ物の内訳において、長傘(41.27%)と折りたたみ傘(36.44%)が全体の約78%を占めていることが判明しています。これは、忘れ物の多くが使い捨て感覚のビニール傘ではなく、生活者が「長く使う想定で購入した1,500円以上の雨傘」であることを示唆しており、このことが日本全体で年間最大約66億円という巨額の経済損失につながる主な要因となっています。
環境負荷も社会課題に
findは今回、傘の忘れ物が引き起こす環境負荷についても独自の試算を実施しました。落とし物として届けられた傘の多くは、一定の保管期間を過ぎても持ち主が現れない場合、最終的に「廃棄処分」されます。
<傘の忘れ物環境負荷指数>
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推定傘の忘れ物傘本数:328万本
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傘1本あたり生涯CO2排出量:692g
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傘の忘れ物による年間総CO2排出量:約2,273トン
この年間約2,273トンというCO2排出量は、杉の木約25.8万本が1年間に吸収する量に匹敵し、ガソリン車で地球を約436周走行した際に出る排出量と同等です。
傘にはプラスチックや金属、塩化ビニールなど複数の異なる資源が強力に接着されており、手作業による分別・解体が極めて困難な構造をしています。そのためリサイクル率が著しく低く、その大半がそのまま埋め立てや焼却処分となることが、CO2排出量を押し上げる構造的な要因となっています。
株式会社find 代表取締役CEO 高島 彬氏からのメッセージ
株式会社findの代表取締役CEOである高島 彬氏は、次のように述べています。「私たちは、単に落とし物を効率的に管理するシステムを作っているわけではありません。今回浮き彫りになった『傘の忘れ物』の問題は、年間約66億円もの経済損失がある大きな環境課題です。これまで『見つからないのが当たり前』『安価だから諦める』とされてきた落とし物の常識をテクノロジーで変革し、忘れ物の再活用による環境負荷の軽減を通じて、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。今後も、公共交通機関や商業施設など人が多く集まる施設との提携を加速させ、『落とし物が必ず見つかる世界』の実現を目指してまいります。」
万が一忘れたときのために!見つかりやすくするためのTips

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【事前対策】見分けやすいように目印をつけましょう
傘やワイヤレスイヤホンなどは、同じような落とし物が多く届けられます。目印をつけることで、ご自身の物と特定がしやすくなります。 -
【事前対策】大事なものは「写真」に撮ってから出かけましょう
身の回りの物で落としやすいものは、お出かけ前にスマートフォンで撮影しておくことを推奨します。万が一落とし物をしても、「find chat」でのお問い合わせ時に写真を添付しておけば、見つかる可能性が飛躍的に高まります。
「落とし物クラウドfind」について
「落とし物クラウドfind」は、落とし主の「連絡するだけでも大変」「探しても見つからない」という悩みや不安を、テクノロジーの力で解決するサービスです。常に最先端の技術を取り入れ様々なサービスと連携することでアップグレードし、利便性向上を図っています。遺失物管理だけでなく、返却率向上や管理者の業務効率化をはじめ、ユーザーとのコミュニケーションから警察署への連携まで、ワンストップで利用できる仕組みを提供しています。
鉄道会社や商業施設、テーマパークなど、多くの人が集まる場所で発生する「落とし物」を、迅速かつ効率的に見つかる環境づくりを支援し、ユーザーの満足度向上に貢献することで、導入企業と利用者の信頼関係を築き、安心して日常生活を送ることができる社会の構築に貢献しています。

<落とし物クラウド find>
https://service.finds.co.jp/
株式会社find 会社概要
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会社名:株式会社find
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代表者:代表取締役CEO 高島 彬
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本社所在地:東京都港区西新橋3丁目13番3号 BIZCORE西新橋11階
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資本金:1,000万円
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事業内容:「落とし物クラウドfind」を中心とした、落とし物DX・管理受託・リユース事業
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コーポレートサイト:
https://www.finds.co.jp/

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