全30地点の下り速度は、ドコモ、au、ソフトバンクが180Mbps台で横並び
調査の結果、下り通信速度ではソフトバンクが184.7Mbpsでトップとなり、auが181.4Mbps、NTTドコモが180.9Mbpsと続きました。これら3キャリアは180Mbps台でほぼ横並びの性能を示し、楽天モバイルは20.6Mbpsという結果でした。
朝ラッシュ時間帯の山手線全30駅ホームでの測定において、4社平均の下り通信速度は141.9Mbpsを記録しました。これは2025年6月の同様の調査における4社平均131.8Mbpsと比較して、約10Mbpsの速度向上です。

2025年6月調査時と比べ、ソフトバンクは下り通信速度が28Mbps速く
下り通信速度の平均値が向上した背景には、基地局からコアネットワーク設備まですべてを5G専用で構成する「5G SA(5G Standalone)」対応エリアの拡大や、「5G Fast Lane」(au)、「Fast Access」(ソフトバンク)といった通信優先制御サービスの普及が挙げられます。特にソフトバンクは、2025年6月調査時の下り通信速度156.7Mbpsに対し、今回の調査では184.7Mbpsと、前回より28Mbpsの速度向上を達成しました。
なお、今回の調査における上り通信速度の4社平均は32.6Mbpsでした。

「5G+」受信回数比率は、auが95.6%でトップ。ソフトバンクが90.0%で続く
各キャリアでは、対応端末を利用している場合に高速・大容量通信が可能な状況でアンテナピクトに「5G+」が表示されるようになりました。
今回の調査で全30地点、1地点あたり3回測定(合計90回測定)した中で、「5G+」と表示された回数の比率は、auが95.6%でトップでした。ソフトバンクが90.0%、NTTドコモが86.7%、楽天モバイルが73.3%という結果です。2025年6月の調査ではアンテナピクトに「4G」が表示される地点も見られましたが、今回の調査では4G表示はほとんど見られませんでした。

4社平均下り通信速度 最速は新大久保駅の286Mbps
駅ごとの4社平均下り通信速度では、新大久保駅が286.1Mbpsで最速でした。田町駅(268.4Mbps)、目白駅(254.7Mbps)、高輪ゲートウェイ駅(244.4Mbps)がこれに続きます。
一方で、下り通信速度が遅い駅としては、高田馬場駅(35.3Mbps)、渋谷駅(40.4Mbps)、日暮里駅(55.7Mbps)が挙げられます。

ICT総研は今後も、「つながりやすさ」や「通信速度」について、ユーザーが利用するさまざまなシーンを想定し、指標となる実測データを定期的に提供していく方針です。
詳細については、ICT総研のウェブサイトをご覧ください。
- ICT総研: https://ictr.co.jp/

コメント