Cheering AD、「ファン応援ビジネス拡張プロジェクト」を高松空港で始動 – 推し活を起点とした地域消費モデルを実証

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プロジェクトの背景と目的

国内ライブ・エンタテインメント市場は2025年には約8,564億円に達すると予測されており、地方都市での大型ライブ開催が増加傾向にあります。しかしながら、ライブ来場者による地域消費や観光への波及効果は十分とは言えず、ライブを起点とした新たな地域経済への価値創出が求められています。この課題に対し、本実証では高松空港をフィールドに、2026年8月から10月にかけてあなぶきアリーナ香川(香川県立アリーナ)で開催されるライブの時期に合わせて、ファンの行動変容や消費創出、地域への経済波及効果を検証します。空港内での体験演出や物販施策、来訪者データの分析を通じて、「応援・体験・消費」が自然に連動する新たなファンマーケティングのビジネスモデル構築を目指しています。

本プロジェクトは、大企業を対象とした「TMIP Innovation Award 2025」において最優秀賞を受賞した「Cheering AD」に対する事業伴走支援の一環として実施されています。TMIPは、受賞後も発信機会の提供や共創パートナーとのマッチング、実証フィールドの探索などを通じて事業成長を支援しており、今回の実証もTMIPが高松空港株式会社との共創機会を創出し、空港の新たな価値検証を目的に実施するものです。

実証プロジェクトの概要

高松空港

名称

ファン応援ビジネス拡張プロジェクト-高松空港をフィールドとした“推し活”体験創出実証-

実施場所

高松空港

対象期間

  • 2026年8月28日(金)〜8月31日(月)

  • 2026年9月18日(金)〜9月22日(火)

  • 2026年9月29日(火)~10月2日(金)

対象イベント

あなぶきアリーナ香川(香川県立アリーナ)で開催されるライブ開催期間(8月29日〜30日、9月19日〜21日、9月30日〜10月1日)
※本実証は特定アーティスト・IPとの公式コラボレーションではありません。

キャンペーンサイト

現場だけじゃない!推し活トリップin香川
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実施内容

①空港内体験演出

空港内にフォトスポットやビジュアル演出を設置し、ライブ来訪者が到着直後から楽しめる「空港からはじまる推し活体験」を創出します。撮影やSNS共有を促進し、空港での滞在価値向上を図ります。

設置場所は、1階到着ロビー前と2階国内線出発ロビー前です。

1階到着ロビー前のぬい撮りスポットイメージ

ぬい撮りスポットイメージ

②空港内物販・消費連携

空港内店舗「四国空市場(YOSORA)」と連携し、テーマカラーに合わせた商品展開(VMD)やクーポン施策を実施します。ファンの体験と購買を結び付け、空港内での消費創出や回遊促進の可能性を検証します。

四国空市場(YOSORA)店内

四国空市場(YOSORA)の商品陳列イメージ

③データ駆動によるファンマーケティング検証

フォトスポット利用状況、空港内での回遊・滞在行動、物販利用、クーポン利用などのデータを収集・分析し、ファンの行動特性や体験価値を可視化します。取得したデータをもとに、来訪者の行動変容や消費行動を分析し、ファン応援ビジネスにおけるデータドリブンマーケティングの有効性を検証するとともに、今後の事業化・横展開に向けた知見の蓄積を目指します。

実施場所MAP

高松空港1Fフロアマップ

高松空港2Fフロアマップ

企画背景と検証のポイント

ぴあ総研の「ライブ・エンタテインメント白書」によると、国内ライブ・エンタテインメント市場規模は2025年に約8,564億円となり、成長を続けています。地方都市でのアリーナ公演も増加していますが、日帰り来場による地域消費への波及が限定的であることや、観光・商業との接続が弱いといった課題があります。本プロジェクトでは、「Cheering AD」が持つ熱量の高いファンコミュニティを起点に、体験や場、消費を組み合わせた新たなビジネスの創出を検証します。主な検証ポイントは、滞在時間、回遊行動、フォトスポット・物販利用、そして体験評価です。

各社の役割

  • 株式会社ジェイアール東日本企画/Cheering AD:企画・体験演出・送客、ファン応援ビジネスアセット活用

  • 高松空港株式会社:実証フィールド提供、施設運営連携

  • 一般社団法人TMIP:実証全体設計・プロジェクト推進・成果検証支援

今後の展開

本実証で得られた知見をもとに、空港におけるファン応援ビジネスの事業モデル化を目指します。さらに、二次交通や地域施設との連携を含めた「移動全体を推し活体験化する」仕組みへの発展も検討されています。地方空港や大型イベントなどへの横展開も視野に入れ、ファン応援ビジネスの新たな市場創出に取り組んでいく予定です。

参考:各社の概要と取り組み

株式会社ジェイアール東日本企画

JR東日本グループの総合広告会社として、駅・車両・エキナカといった鉄道アセットとマーケティングノウハウを組み合わせ、広告領域にとどまらないビジネス企画の開発・提案に取り組んでいます。

応援広告「Cheering AD(チアリング アド)」

Cheering ADは、ジェイアール東日本企画が運営する、ファンの想いを“カタチ”にする応援広告サービスです。駅ポスターやビジョン広告といった応援広告に加え、ファンとともに応援の場をつくり上げる参加型企画も展開し、スポーツ・イベント・ライブなどさまざまなシーンで新しい応援のあり方を生み出しています。

高松空港株式会社

香川県の空の玄関口である高松空港の運営・管理を担う企業です。2018年に民営化空港として運営を開始し、地域の交流人口拡大と観光振興に貢献しています。安全・安心を最優先に、「空港から人と街を元気に」をスローガンに掲げ、快適で利便性の高い空港づくりを推進するとともに、四国全体の発展を支える交通インフラとしての役割を果たしています。

一般社団法人TMIP

丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)のイノベーション・エコシステム形成に向けて、Tokyo Marunouchi Innovation Platform(TMIP)を運営しています。TMIPは、大企業とスタートアップ・官・学が連携して社会課題を解決することで、イノベーションの創出を支援するオープンイノベーションプラットフォームです。

TMIP Innovation Award

2023年に設立された「TMIP Innovation Award」は、年に一度東京・丸の内で開催される大企業発の“新規事業創出”を表彰する制度です。TMIPは本アワードを通して、事業の市場性や革新性、社会インパクトのみならず事業創出に向けた仕組みや工夫にも注目し、大企業の中で挑戦を続ける方々の実践知を発信することで、大企業がオープンに新規事業へ挑戦する社会を目指しています。受賞事業には、発信機会の提供や事業成長に必要なプレイヤー、技術の探索まで『共創型』アワードとして、事業の伴走支援を行っています。

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