導入の背景
上野駅は国内外から多くの人が訪れるターミナル駅であり、駅全体の混雑緩和と待ち時間の短縮が課題とされてきました。これまでの試験運用では、みどりの窓口や指定席券売機の混雑状況が可視化されていました。しかし、駅構内の商業施設、特に飲食店においては、現地に行かなければ利用できるかどうかが分かりにくく、利用機会の損失につながるケースがありました。特に駅構内という特性上、限られた時間の中で利用できる施設を事前に把握できないことが、利用者の駅での過ごし方における課題となっていました。
今回の実証実験では、アトレ上野の飲食店20店舗の混雑状況を配信することで、駅の混雑平準化を促し、利用者の待ち時間短縮を目指しています。これにより、利用者にとっての移動や滞在の自由度が高まり、顧客満足度の向上が期待されます。
今回の取り組み
この取り組みでは、株式会社バカンが提供する混雑情報配信プラットフォーム「VACAN」が用いられています。混雑状況は、AIカメラで店舗の行列状況を捉え、混雑を可視化する「VACAN AIS」によって検知され、データが収集されます。収集された混雑情報は、デジタルサイネージやWebページ「UENO TIME」を通じてリアルタイムで利用者に配信されます。
利用者は、これらの情報源から現在の混雑状況をすぐに確認できます。特にWebページ「UENO TIME」では、ユーザーが「今いる場所」と「使える時間」を選択することで、その条件に合った「今入りやすいお店」が一覧表示される機能が提供されています。これにより、限られた滞在時間の中でも、効率的に店舗を選ぶことが可能になります。

WEBページ「UENO TIME」はこちら:
https://pages.vacan.com/ueno-time?utm_source=press&utm_medium=web&utm_campaign=uenotime
混雑情報配信プラットフォーム「VACAN」について
株式会社バカンは、混雑状況の可視化、管理、配信が可能な混雑抑制プラットフォーム「VACAN」を提供しています。このプラットフォームは、カメラやセンサーなどの多様なデバイスから取得したデータを統合・解析し、リアルタイムで空きや混雑の情報を検知・配信できることが特徴です。配信方法はデジタルサイネージやWebサイトなど幅広く対応しており、場所や用途に応じて検知方法や情報配信を最適化できます。
混雑情報配信プラットフォーム「VACAN」の詳細はこちら:
https://corp.vacan.com/service
株式会社バカンについて
株式会社バカンは「人と空間を、テクノロジーで優しくつなぐ。」をミッションに掲げ、AIによる混雑可視化に加え、まちと暮らしをアップデートするプラットフォームを構築しています。経済産業省「J-Startup」に選定されており、空間の体験をスマートにアップデートする「混雑・人流マネジメント」や「施設・エリアマネジメント」サービスの提供、トイレ個室内メディア「アンベール」の運営などを行っています。
株式会社バカンの詳細はこちら:
https://corp.vacan.com/
今回の実証実験により、上野駅利用者の利便性が向上し、駅全体のスムーズな運営に貢献することが期待されます。

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