鉄道博物館 企画展「埼玉 鉄道再発見!~Discover Saitama~」後期【私鉄・三セク編】が開催されます

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“鉄道の町”・大宮のあゆみ

企画展の通期展示として、大宮の歴史が紹介されています。大宮は複数の鉄道路線が集まることで、工場や貨車操車場などの鉄道施設が数多く立地し、それに伴い多くの鉄道関係者が居住することで“鉄道の町”として発展してきました。明治期から東京北部の鉄道網の重要な拠点となり、現在も新幹線を含む広域輸送の要衝として機能しています。

汽車のまち商店街

埼玉の鉄道のあゆみ~私鉄・三セク編~

第1章 東武鉄道

東武鉄道は、国内私鉄第2位の総延長を誇る大手私鉄です。浅草と伊勢崎・日光方面を結ぶ本線系統、池袋と県内各所を結ぶ東上線系統、大宮から船橋方面へ半環状線を形成する野田線と、埼玉県内を通る各線はそれぞれ異なる成り立ちを持ち、独自の変遷をたどって現在に至ります。本展では、これらの各線の成立過程や果たしてきた役割などが紹介されます。

大宮急行

フライング東上

第2章 西武鉄道

西武鉄道は、川越鉄道をルーツとする新宿線系統と、武蔵野鉄道をルーツとする池袋線系統の二大幹線を中心に、東京の北西部から埼玉県南西部にかけて路線網を持つ大手私鉄です。かつては激しい競合関係にあったルーツとなる各系統は、第二次大戦後に合併して現在の形となりました。戦前期の個別の歩みから、戦後東京と県内各所を結ぶ通勤・行楽路線として発展していく姿が紹介されます。

黄色い西武電車

桜と銀色の電車

第3章 秩父鉄道

秩父鉄道は熊谷から秩父方面を結ぶ路線として開業し、大正期には東日本の私鉄会社ではいち早く電化してセメント輸送を開始しました。加えて沿線の行楽地開発にも取り組むなど、埼玉県北部の私鉄路線として独自の変遷をたどってきました。現在も日常的に貨物列車が行き交う姿が見られるほか、SL列車「パレオエクスプレス」の運行など観光輸送にも特色があり、県内北部でその歩みを続けています。

SLパレオエクスプレス

貨物列車

第4章 他私鉄

埼玉県内では、新たな都市交通を担う鉄道も登場しました。埼玉新都市交通(ニューシャトル)は新幹線建設に伴う沿線対策として整備され、日本最北の新交通システムとなっています。埼玉高速鉄道は東京メトロ南北線と直通し、県南部から都心へのアクセスを強化しました。首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス)は沿線の街づくりと一体的に建設され、高規格な高速鉄道として県東部の新たな動脈となっています。

つくばエクスプレス

ニューシャトル

第5章 廃止路線

埼玉県内には、社会情勢の変化によりその役目を終えて廃止された路線も存在します。国鉄川越線に役割を譲り廃止された川越電気鉄道、大正末から昭和戦前期の短期間運行されたのみで姿を消した武州鉄道、砂利輸送に使用された西武鉄道安比奈線、日本の私鉄でもっとも旅客が少なかったと言われる上武鉄道(日本ニッケル鉄道)、熊谷から群馬県への延伸をめざしながら実現せず廃止された東武鉄道熊谷線と、姿を消した路線の足跡がたどられます。

古い駅と列車

運転士と車掌

特別イベント

会期中には、小さなお子さまから大人まで楽しめる特別イベントが開催されます。

(1) 学芸員とめぐる企画展ガイドツアー

担当学芸員による企画展の解説を楽しめます。

  • 日時: 2026年3月14日(土) 14:00~

  • 場所: 本館2F スペシャルギャラリー1

  • 定員: 20名程度(先着順)

  • 参加方法: 開始5分前に本館2Fスペシャルギャラリー前へお集まりください。

(2) みんなで完成させよう!埼玉鉄道マップ

埼玉県の鉄道路線図をクイズに答えながら地図に書き込んで完成させるイベントです。

  • 日時: 2026年4月4日(土)、5日(日) 12:30~、14:00~

  • 場所: 本館2Fステンドグラス前

  • 定員: 10組(1組3名まで、小学生以上、先着順)

  • 参加方法: 直接会場へお越しください。

(3) とれたんず×てっぱく 「ぬりえであそぼう~さいたまのとれたんず~」

埼玉にゆかりのある「とれたんず」のぬりえを楽しめるコーナーです。

  • 期間: 2026年6月15日(月)まで

  • 場所: 本館3F 科学ステーション

とれたんずロゴ

「とれたんず」は、JR東日本をはじめ様々な列車をモチーフにした新幹線と仲間たちです。名前の由来は、トレイン(電車)の「とれ」、たんけん(探検)の「たん」、フレンズ(友達)の「ず」を合わせたものです。

(4) JR九州×てっぱく 『手描きの鉄道新聞 JR九州「鉄聞」展 ~みんなでつくる鉄聞の世界~』開催

前期に引き続き、鉄道と地域の魅力について届けているJR九州の「鉄聞」と本企画展のコラボレーション第2弾として特別展が開催されます。これまで発行された「鉄聞」の大型パネル展示や、列車の人気投票、関連グッズの展示、ぬりえコーナーなどを通じて、「鉄聞」の世界が多角的に紹介されます。

  • 期間: 2026年3月20日(金・祝)~6月15日(月)まで

  • 場所: 本館2F スペシャルギャラリー2

鉄聞イラスト

「鉄聞」はJR九州東京支社の社員が制作している手描きの新聞で、「JR九州の楽しい列車を多くの方に知っていただきたい」という想いで2011年より発行を開始し、2024年12月で発行100号を迎えました。2024年には「フリーペーパー・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞しています。

(5) レストランコラボメニュー サイボク×てっぱく

会期中に館内レストランにて、埼玉県を代表する食品ブランド「サイボク」の食材を使ったコラボメニューが提供されます。

①トレインレストラン日本食堂

ゴールデンポークのカツレツ 特製デミグラスソース仕立て

自社牧場で育てられたブランド豚「ゴールデンポーク」のロースを使用したカツレツは上品な甘みを持ち、トレインレストランの濃厚で味わい深い特製デミグラスソースとの相性が良い一品です。

カツレツ

  • 販売期間: 2026年6月15日(月)まで

  • 場所: 本館2F トレインレストラン日本食堂

  • 販売価格: 2,380円(税込)

②ビューレストラン

欧州国際食品コンテスト「金メダル」受賞のホットドッグプレート

豚肉本来の美味しさを味わえるゴールデンポーク使用の「フランクフルト」と、大粒の粗挽き肉を使用したバジルとオレガノの爽やかな風味が特徴の「極あらフランクハーブ」が楽しめます。国際コンテストでも金メダルを受賞したフランクフルト2種類をご堪能ください。

ホットドッグ

  • 販売期間: 2026年6月15日(月)まで

  • 場所: 南館4F ビューレストラン

  • 販売価格: 1,580円(税込) ドリンクセット1,830円(税込)

「サイボク」は1946年創業で、自社牧場で種豚の育種改良から肉豚の生産を行い、隣接する自社工場でハム・ソーセージなどの食肉製品の製造・加工までを手がけています。埼玉県日高市にある敷地内は「豚のテーマパーク」として知られており、ミートショップ、野菜直売所、レストラン、カフェテリア、アスレチック、天然温泉など、子どもから大人まで楽しめる複合施設を運営しています。

開催概要

  • 会期: 2025年12月13日(土)~2026年6月15日(月)

    • 前期: 2025年12月13日(土)~2026年3月9日(月)

    • 後期: 2026年3月14日(土)~6月15日(月)

    • ※2026年3月11日(水)~3月13日(金)は展示替えのため閉室します。(3月10日(火)は休館日です。)

  • 会場: 鉄道博物館 本館2F スペシャルギャラリー1

  • 入場料: 無料 ※入館料のみでご覧いただけます。

    • 入館料(税込):

      • 一般 1,600円[1,500円]

      • 小中高生 600円[500円]

      • 幼児 300円[200円]

      • ※[ ]は前日までの前売り料金。

      • ※幼児は3歳以上未就学児。

      • ※スムーズなご入館のため、事前にオンライン入館券のご購入をおすすめします。

      • ※障害者手帳等、各種利用券等をお持ちの方は事前に入館券をご購入いただく必要はございませんので、直接当館エントランスカウンターへお越しください。

  • 主催: 鉄道博物館

  • 後援: 東日本旅客鉄道株式会社、さいたま市

  • 協力: 深谷市教育委員会、岩槻観光委員会、埼玉新都市交通株式会社、埼玉高速鉄道株式会社、首都圏新都市鉄道株式会社、西武鉄道株式会社、秩父鉄道株式会社、東武鉄道株式会社、九州旅客鉄道株式会社、埼玉県立文書館、さいたま市アーカイブズセンター、埼玉県立図書館、熊谷市立熊谷図書館、行田市郷土博物館、狭山市立博物館、埼玉県立歴史と民俗の博物館、東武博物館(順不同)

詳細については、鉄道博物館の公式サイトをご確認ください。
鉄道博物館公式サイト

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