連携の背景
西鉄とJR九州は2019年9月に「輸送サービスにおける連携に関する覚書」を締結し、利用者の利便性向上に取り組んでいます。この覚書に基づき、2022年3月にはJR戸畑駅で両社のサービス窓口の隣接化が実現しており、今回の門司駅での取り組みは2例目となります。
地方都市では人口減少や少子高齢化が進む中で、バスと鉄道の連携強化による公共交通の利便性向上が重要な課題です。また、交通事業者は、限られた経営資源の中で効率的な運行体制を構築し、乗務員の労働環境改善にも取り組むことが求められています。
具体的な取り組み内容
窓口の移転・隣接化
バスと鉄道の窓口が隣接することで、両交通機関に関する手続きや問い合わせが一か所で可能となり、利用者の利便性が大きく向上します。
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移転日: 2026年4月23日(木)
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移転先: JR門司駅みどりの窓口横
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営業時間: 平日10:00~18:00(13:00~14:00は昼休み)
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休業日: 水曜・日祝日(その他年末年始、GW、お盆等休みの場合があります)
移転に伴い、現在の門司駅前定期券販売所は、4月20日(月)をもって営業を終了し、4月21日(火)、22日(水)の2日間は臨時休業となります。4月23日(木)からは、施設名称を「門司駅定期券販売所」として営業を開始します。

乗務員休憩所の整備
JR門司駅のバックヤードの一部が西鉄バス乗務員の休憩所として整備され、2026年4月1日(水)より供用を開始します。これにより、乗務員の待遇改善およびバス運行の効率化が期待されます。
今後の展望
両社は今回の取り組みを通じて、公共交通の利便性向上を目指します。今後も駅舎の有効活用や窓口機能の集約など、利用者の利便性を第一とした連携施策を積極的に推進し、持続可能な地域公共交通ネットワークの構築に貢献していく方針です。交通事業者間の連携による相互補完的なサービスの提供は、地域の交通インフラを支える重要な施策であり、誰もが利用しやすい公共交通の実現に向け、両社は引き続き協力体制を強化していくとのことです。

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