大阪・関西万博からGREEN×EXPO 2027へ、樹木輸送プロジェクト「緑配便®」でレガシーを継承

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「緑配便®」とは

「緑配便®」は、首都圏などの街づくりに利用されることの多い南九州エリア産の常緑高木を、環境負荷の低い鉄道や船舶で輸送するサービスです。将来的な人材不足やドライバーの高齢化、2024年問題で顕在化するドライバーの時間外労働制限など、トラック輸送が抱える課題に対応し、CO2排出量削減にも貢献します。

共創パートナーの役割

  • 住友林業株式会社:グループ会社の住友林業緑化株式会社が独自開発した樹木輸送コンテナ「Mirai Green Cargo(ミライグリーンカーゴ)®」を使用し、大阪・関西万博の樹木を積み込み、貨物列車での輸送を担いました。

  • 日本通運株式会社:空コンテナの回送業務、鉄道コンテナ集配業務、鉄道コンテナ輸送業務を実施しました。

  • 日本貨物鉄道株式会社(JR貨物):大阪・関西万博に近い安治川口駅からGREEN×EXPO 2027会場へ向けて、貨物鉄道で樹木を輸送し、レガシー継承のつなぎ役を務めました。また、記念のヘッドマークを作成しています。

注目ポイント

このプロジェクトでは、以下の点が注目されています。

  • ヘッドマークの作成:大阪・関西万博とGREEN×EXPO 2027のマスコットキャラクターが描かれたヘッドマークが、JR貨物の社員によって作成されました。

ヘッドマーク

  • ラッピングの作成:樹木を輸送するコンテナには、今回の事業を記念した特別なラッピングが施されました。大阪・関西万博からGREEN×EXPO 2027へのレガシー継承を象徴する「緑配便®」のシンボルとして、住友林業グループのオリジナルキャラクター「きこりん」のイラストが掲載されています。

ラッピングコンテナ

  • GREEN×EXPO 2027会場内での植栽:輸送された樹木は、来場者が「モーダルシフトによる脱炭素化」の取り組みを実感できる実証例として、GREEN×EXPO 2027の会場に植栽されます。JR貨物から提供されたヘッドマークも併せて展示される予定です。

関係者のコメント

  • 住友林業株式会社 代表取締役 執行役員副社長 川田 辰己氏は、GREEN×EXPO 2027の「Craft Village」への出展にも触れ、森や木、植物と共に歩んできた同社グループならではの展示・体験を提供し、ウッドサイクルを通じて脱炭素社会に貢献していくと述べました。

  • 日本通運株式会社 執行役員 海野 昭良氏は、鉄道コンテナ輸送を活用したモーダルシフトにより、CO₂排出量の低減と持続可能な物流の実現に貢献するとして、今後もパートナーとの共創を通じて環境にやさしい輸送のあり方を広げていく意向を示しました。

  • 日本貨物鉄道株式会社(JR貨物) 取締役兼常務執行役員(関西支社長) 小暮 一寿氏は、CO₂排出量の少ない鉄道輸送が環境負荷の低減に貢献する持続可能な輸送手段であると強調し、2050年カーボンニュートラルをはじめとするグリーン社会の実現に向け、環境先進企業を目指すと語りました。

  • 大輪会 代表世話人 岩永 省一氏(株式会社りそな銀行 代表取締役社長)と代表理事 南 和利氏(株式会社りそな銀行 取締役副社長)は、この樹木輸送プロジェクトが環境保護、地域貢献、持続可能な社会の実現を目指す重要な取り組みであるとし、「いのちのリレー」を継続し、万博のレガシーを地域社会に根付かせ、未来志向の社会づくりに貢献していくと述べました。

  • 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 副事務総長 東川 直正氏は、大阪・関西万博の熱気と感動を2027年国際園芸博覧会へ引き継ぎたいという思いから、万博を彩った樹木をバトンとして園芸博へ引き渡したと説明しました。

  • 公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会 事務次長・業務執行理事 佐藤 速水氏は、GREEN×EXPO 2027樹木輸送プロジェクトが“モーダルシフトによる脱炭素化”の象徴であり、博覧会の開催目的を表現する取り組みの実証例であると感謝の意を述べ、横浜から環境と共に生きる持続可能な社会のあり方を発信していくと語りました。

実施概要

GREEN×EXPO 2027の樹木輸送プロジェクト(出発式)は、以下の通り実施されました。

  • 日時:2026年3月5日(木)14時30分~17時00分

  • 会場:JR貨物 安治川口駅(大阪府大阪市此花区島屋六丁目1-127)

  • 内容:関係各者挨拶、ヘッドマークを装着した機関車前での写真撮影など

このプロジェクトは、持続可能な社会の実現に向けた具体的な一歩として、今後の万博のあり方にも影響を与えることでしょう。

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