京都丹後鉄道、2駅に「駅スマート販売機」を導入
京都丹後鉄道を運行するWILLER TRAINS株式会社は、駅利用者の利便性向上と地域経済の活性化を目指し、IoT技術を活用した次世代型無人販売機「駅スマート販売機」を、2026年2月より宮津駅待合室内および福知山駅構内にて導入を開始しました。

これまで京都丹後鉄道では、人手不足や採算性の問題から有人売店の運営が難しく、駅利用者からの「列車待ちの時間にお土産や食べ物を買いたい」という要望に十分に応えられていませんでした。
「駅スマート販売機」の特長
今回導入された「駅スマート販売機」は、株式会社スマリテが開発したハカリ式の完全キャッシュレス・完全無人型販売機です。運営コストを抑えつつ、駅での新たな買い物体験を可能にしました。この販売機は、棚サイズに収まる商品であれば形状を問わず販売できるため、地元の銘菓から丹鉄グッズまで幅広い商品展開が可能です。また、商品の入れ替えも容易で、季節限定商品や新商品のテスト販売など、利用者のニーズに応じた柔軟な品揃えが実現されます。
2つの駅での導入とそれぞれの狙い
「駅スマート販売機」は、異なる利用特性を持つ2つの駅に設置されました。
宮津駅では、徒歩圏内に店舗が少ないという特性から、生活と観光双方の利便性向上、および地域商品の販路拡大を目的として、待合室内に設置されました。これにより、列車待ちの時間を活用して気軽に買い物ができます。

一方、JR線からの乗換駅である福知山駅では、インバウンド観光客や広域利用者のタッチポイントとして、短時間の乗り継ぎ時間でも改札を出ることなく商品を購入できるよう、駅構内(改札内)に設置されました。福知山駅で販売される商品は、松茸昆布、ドリップコーヒー、福知山お土産セット、光秀うどん、光秀せんべい5枚入り袋、丹鉄グッズなど多岐にわたります。

※福知山駅は改札内のため、販売機のみの利用の際にも駅入場券の購入が必要となります。
簡単な購入方法
購入方法は非常にシンプルで、「タッチ」または「スキャン」するだけで、約5秒で決済が完了します。LINEアプリまたは専用アプリでQRコードをスキャンするか、クレジットカード決済の場合は専用端末にタッチします。「カチッ」と音がしたら商品を取り出し、扉を閉めると約5秒後に自動決済される仕組みです。

今後の展望
京都丹後鉄道は、今回の2駅での導入効果を検証し、今後は他駅への展開も視野に入れ、各駅の利用特性に合わせた運営を検証していくとしています。この取り組みは、駅利用者の待合環境の利便性向上だけでなく、地域事業者の新たな収益機会を創出し、駅利用者と地域の双方にメリットのある持続可能な取り組みを目指しています。
関連情報
「駅スマート販売機」に関する詳細は、以下の特設ページで確認できます。

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