京王電鉄と国際ファッション専門職大学が渋谷駅「INOSHIBU」で実践型授業を実施、沿線価値向上と新業態開発に挑む

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沿線価値向上とビジネス創出を目指す特別授業

駅ビル・商業施設のリーシングコンサルティングを手掛けるジェイ・プランは、国際ファッション専門職大学に特別授業を提供しています。2025年度後期授業では、京王電鉄の協力のもと、「INOSHIBU」を対象施設としたリーシング・プロモーション計画の策定が行われました。

このプロジェクトは、単に売上を追求するだけでなく、駅利用者へ新たな体験価値を提供し、「沿線価値の向上」を目指す取り組みです。

授業の具体的な内容と実践的な学び

約30名の国際ファッション専門職大学の学生が参加し、ジェイ・プランの石橋 光氏が講師を務めました。授業の主な内容は以下の通りです。

  • 駅構内POPUPスペースの特性理解

  • ターゲット分析

  • 想定試算

  • 出店テナントの企画とプレゼンテーション

授業では、渋谷駅の乗降客属性や動線の解析、INOSHIBUの現地視察といったマーケット分析から始まり、グループ別の中間発表でコンセプト案をブラッシュアップしました。その後、催事販売における売上予測や沿線への波及効果を検討する収支・ターゲット策定を行い、最終日には京王電鉄の担当者を招き、企画提案会を実施しました。

データ分析に関するプレゼンテーション

学生たちは約6か月間、「INOSHIBU」を通じてどのような新しいカルチャーやサービスを届けるべきかを深く考察し、客数や客単価、さらには「この駅を利用する価値」を高め、「沿線につなげるためにはどうしたらよいのか」というリアルな視点からプランを立案しました。最終プレゼンテーションでは、鉄道運営者の視点によるフィードバックを受け、企画の実現可能性や伝え方の重要性を学びました。

プレゼンテーションを行う男性

学生と京王電鉄からの評価

参加した学生からは、「実現可能性や利用者・地域の視点からのご意見を通して、企画を現実的に考える重要性を学びました」「popupの出店がいかに大変なのかが少し理解できたように思います」「京王電鉄の方が実際の現場でよく起こる問題を指摘してくださって、とてもリアルで説得力があると感じました」といった声が寄せられました。

京王電鉄からは、学生による市場調査に基づいた具体的で説得力のあるターゲット設定や市場ニーズの分析、INOSHIBUの立地特性を踏まえた業種選定や競合店舗との差別化ポイント、収益シミュレーションの具体性などが高く評価されました。

価格設定に関するスライド

今後の展望

講師の石橋 光氏は、この特別授業が「駅」という公共性の高い空間でのビジネス開発という実践的な経験を学生に提供できたことを強調しています。売上創出と「沿線価値向上」というテーマに向き合った経験は、学生のキャリアにとって大きな財産になると確信しているとのことです。今後も、学生と鉄道事業者・デベロッパーを繋ぐ架け橋となり、商業空間を通じて社会に貢献する人材を育成していく予定です。

関連組織

  • 国際ファッション専門職大学
    日本で唯一のファッション・ビジネスの新大学制度として開学し、「服の、先へ。」という理念のもと、クリエイションとビジネスで世界に変革をもたらす人材を育成しています。
    国際ファッション専門職大学 公式サイト

  • 京王電鉄株式会社
    京王線・井の頭線の鉄道事業を中心に、沿線における不動産開発、流通、ホテル事業などを展開し、沿線住民の生活利便性向上と持続可能な街づくりを推進しています。
    京王電鉄株式会社 公式サイト

  • 株式会社ジェイ・プラン
    駅ビル・商業施設のリーシングコンサルティング、店舗開発支援を行う専門集団です。「ワクワクな世の中を創る」をミッションに、商業空間の価値最大化を支援しています。
    株式会社ジェイ・プラン 公式サイト

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