富士急行線 寿駅に新行き違い設備、2027年12月完成で利便性向上へ

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寿駅の設備整備で運行体制強化

富士急行線は現在、大月駅から河口湖駅までの26.6kmが全線単線で運行されており、途中8駅で上下電車の行き違いを行っています。今回、寿駅を新たに行き違いが可能な駅として整備し、沿線住民の利便性向上と訪日外国人観光客の増加に対応するとともに、輸送力の強化やダイヤ設定の柔軟性の実現を目指しています。

寿駅はこれまでホームが1面の単線駅でしたが、今回の整備により新たな線路と反対側にもホームが設置され、2面2線の駅となります。この設備は2026年2月2日に着手され、2027年12月末の完成が予定されています。

列車増発と運行の安定性向上

行き違い設備の完成後、寿駅は行き違い可能駅として機能し、富士急行線内での電車増発が可能になります。2028年3月のダイヤ改正では、観光客の利用が多い時間帯を中心に、現在の上下各毎時2本が中心だった運行本数を約3本体制へ増やす計画です。これにより、利便性や輸送力の大幅な向上が期待されます。

また、ダイヤに余裕が生まれることで、沿線で開催されるイベント時の臨時列車設定や、遅延発生時の運行調整が柔軟に行えるようになります。これにより、列車の定時性と安定性も向上すると考えられます。大月駅で接続するJR中央本線の特急列車との乗り換え待ち時間も短縮されるため、利用者の移動ストレス軽減にも繋がるでしょう。

寿駅の行き違い設備 概要

  1. 実施内容

    • 相対式ホーム(行き違い用のホーム)新設(有効長82m)

    • 軌道造成300m、分岐器(ポイント)2基および関連軌道設備設置

    • 信号設備、ATS(自動列車停止装置)新設、構内通路踏切新設

    • 電柱、架線の新設

    • 総事業費用

    • 約9億5千万円(全額自社負担)

    • スケジュール(予定)

    • 完成予定:2027年12月末

    • 試運転開始:2028年1月中旬

富士山麓電気鉄道は、今後も観光地への輸送力の強化を図るとともに、地域住民の足として、より便利で快適な鉄道を目指していくとしています。

富士山麓電気鉄道株式会社の詳細は、以下の公式ホームページで確認できます。

富士山麓電気鉄道ロゴ

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