社会実験の目的
本社会実験は、名古屋市が都心における回遊性向上や賑わい拡大を目的として導入する新たな路面公共交通システム「SRT」の運行開始を契機としています。SRTの乗車体験とまちへの回遊を連続的に楽しめる環境づくりを目指し、SRT栄停留所が設置される久屋大通公園「希望の広場」では、滞留空間の整備に加え、情報発信や賑わい創出イベントなどが開催されます。

東桜エリアへの回遊を促す施策として、謎解きラリーも実施予定です。これらの取り組みを通じて、SRT降車後における希望の広場での過ごし方、まちへの回遊行動の変化、人流の増加などが検証され、今後の東桜エリアのまちづくりに活用される予定です。
久屋大通公園「希望の広場」の空間演出
希望の広場は、SRT降車後の栄エリア回遊のハブとなることが見込まれています。名古屋市が久屋大通(南エリア)の再整備を計画するなど、官民からの注目度が高い場所です。

この企画では、希望の広場の滞在性向上やSRT降車後のまちの回遊性向上を目的に、空間演出と東桜エリアの情報発信が行われます。ウォーカブル推進と合わせて、平時は通過点となっている希望の広場の利活用を促進するものです。
滞留空間の創出
SRTの停留所周辺には、芝生やロングベンチ、植物性廃棄物を由来とした什器などが設置され、乗降前後の快適性向上と滞留時間の延長が図られます。

情報発信の実施
希望の広場はSRTの終点かつ東桜エリアへの起点であることから、「ターミナル」のような特性を持っています。人々が集まり、そこからそれぞれの目的地へと向かっていくという想定のもと、「滞留」と「回遊」の2軸をもとにした空間デザインが行われ、東桜エリアの魅力発信が実施されます。また、希望の広場に東桜のエリアマップが設置され、参加者の声をマップに反映させる仕掛けづくりも行われます。

東桜エリアをはじめとする周辺エリアへの回遊施策
シェアサイクルポートの設置
エリア回遊の手段として、希望の広場にシェアサイクルポートが設置されます。希望の広場以外にも、Blossaやでんきの科学館、日本工営都市空間株式会社 本社前の3箇所に独自のポートが設けられ、SRT降車後の回遊を促します。

提供されるシェアサイクルサービスは以下の通りです。
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名鉄協商株式会社『カリテコバイク』
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チャリチャリ株式会社『チャリチャリ』
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株式会社エネファント『HELLO CYCLING』
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株式会社Luup『LUUP』
パーソナルモビリティの試乗
社会実験期間内の土日祝日限定で、株式会社キュリオが開発したパーソナルモビリティ『SCOO』の試乗体験会が行われます。次世代型モビリティの快適性や操作性を体験できます。

謎解きラリー企画「東桜謎解きチャレンジ ~花びらが導くものがたり~」
まちを巡りながら東桜エリアの魅力を知ることを目的に、点在するヒントを探しながら謎を解く謎解きラリーが企画されています。最終問題に正解し、アンケートに回答した方の中から抽選で、デジタルギフトなどがプレゼントされます。

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開催期間: 2026年1月31日(土)~3月22日(日)
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参加方法: LINE公式アカウントにアクセス

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参加費: 無料
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所要時間: 90分程度
賑わい創出イベント
社会実験期間中、希望の広場にて複数のイベントが実施される予定です。

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2月13日(金)モビリティ&パーク ~オープニング・トーク~: SRT運行開始日に合わせ、官民の有識者を招き、SRT開業に伴う名古屋都心部のビジネスや観光の将来展望についてトークイベントが実施されます。
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2月14日、15日(土・日)『photo poster project』Supported by cizucu: 一般の方から『やさしさ』をテーマに写真を募集し、会場内に展示する「photo poster project」が実施されます。カメラマンや関係者が交流を行う「ギャラリートーク」が見どころです。
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2月21日(土)習い事体験 Supported by iiba: 子育て世帯向けマップアプリの開発を行う株式会社iibaによる、子ども向けのお仕事体験イベントが実施されます。東桜エリア周辺の習い事事業者が参加します。
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2月22日(日)出張プレーパーク Supported by ぎなんプレーパークの会: 11月の社会実験に引き続き、出張プレーパークが実施されます。コマ回しやけん玉などの昔遊び、おままごと、黒板トラックなどが楽しめます。
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3月1日(日)モビリティ&パーク ~クロージング・トーク~ Supported by FabCafe Nagoya: 社会実験の舞台となった公園や、アーバンファーミングといった日常活動など、東桜エリアは、人とまちとをつなぐきっかけに溢れています。今回の社会実験を単なるイベントで終わらせず、持続可能な東桜のまちづくりを考えるパネルディスカッションが実施される予定です。
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2月13日~15日(金~日)、21日~23日(土~月・祝)、28日(土)、3月1日(日) 出張マチゾラマルシェ: 東桜エリアと隣接する新栄エリアで活動を行うまちづくり団体マチゾラシンサカエマチとともにマルシェが実施されます。エリア周辺の飲食店やカフェが日替わりで出店し、SRT乗降前後の新たな過ごし方が提案されます。

そのほかの詳細情報や活動の様子は、公式SNSにてご覧ください。
実施概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | HIGASHI SAKURA BLOOMING ~モビリティ&パーク~ |
| 日程 | 2026年2月11日(水・祝)~3月1日(日) 謎解きラリー企画のみ、2026年1月31日(土)~3月22日(日)の実施 |
| 公式SNS | Instagram:https://www.instagram.com/higashisakura_am/ note:https://note.com/higashisakura_am |
| 主催 | 東桜エリアマネジメント協議会 事務局:NTTアーバンソリューションズ株式会社 名古屋工業大学伊藤孝紀研究室 |
| 後援 | 名古屋市 NPO法人久屋大通発展会 |
| 特別協力 | マチゾラシンサカエマチ (技術支援)日本工営都市空間株式会社 |
| 企画協力(五十音順) | アンビエントデザインズ株式会社、株式会社iiba、株式会社キュリオ、株式会社cizucu、株式会社パー、ぎなんプレーパークの会、デイジーメッセンジャー |
| 協賛企業(五十音順) | NTT都市開発株式会社、鹿島建設株式会社、株式会社ザ・ソーシャル、中部電力株式会社、株式会社FabCafe Nagoya、株式会社エネファント、チャリチャリ株式会社、名鉄協商株式会社、株式会社Luup |
参考情報
東桜エリアマネジメント協議会について
東桜エリアマネジメント協議会は、2024年11月に名古屋市東桜一丁目エリアを中心に継続的な魅力向上を目的として設立されました。前身は2022年11月から活動を開始した東桜エリアマネジメント勉強会で、2024年12月には名古屋市地域まちづくり活動団体に登録されています。2026年1月時点で法人会員11社・個人会員4名の合計15名が所属しており、NTTアーバンソリューションズが協議会の代表兼事務局(名古屋工業大学伊藤孝紀研究室と共同)を務めています。

過去の社会実験について
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2023年度: パーティーバイク(ヨーロッパのビアバイクをモデルにした電動アシスト付き9人乗り自転車)でまちを回遊する『TOWER CITY TOUR』を実施しました。
参考:https://socialtower.jp/tcc2023/ -
2024年度: 栄公園および栄公園南側の歩道にて人々が集う憩いの場を創出する『AFTER HOURS』を実施しました。
参考:https://www.ntt-us.com/topics/2024/10/topics-24109-01.html -
2025年度(11月): 栄公園・Blossa・SLOW ART CENTER NAGOYAの3箇所にて、アート×アーバンファーミング(都市農業)を題材とした『HIGASHI SAKURA BLOOMING ~まちづくりフェス~』を実施しました。
参考:https://www.ntt-us.com/topics/2025/10/topics-251028-01.html

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