JR東日本グループのエキナカ商業施設「エキュート」が新スポットワークサービス「キューキャス」の実証実験を開始

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「キューキャス」とは

「キューキャス」は、エキュートでの勤務に必要な共通業務オペレーションを習得した人材をショップとマッチングさせる、独自の「施設特化型」スポットワークサービス(スキマバイト)です。エキナカという環境で、ショップには「信頼できる即戦力」を、ワーカーには「安心して多彩なショップで活躍できる環境」を提供し、人材不足の解消と魅力的な職場づくりを目指しています。

本サービスは、JR-Crossの事業構想に基づき、マッチボックステクノロジーズがシステム提供と運用支援を担う共同プロジェクトです。公式サイトでは、実証実験開始に向けてワーカー(求職者)の事前登録を受け付けています。

エキュートが「信頼できる」求職者と企業をマッチングするサービス「キューキャス」の紹介。経験者から新規まで幅広い求職者が、アプリやブラウザで手軽にエキュート内の求人に応募でき、採用まで完結するシステムです。

「キューキャス」は、エキュート内で活躍する現役ショップスタッフ、過去の勤務経験者、JR-Crossが研修を実施した新規人材を「キャスト」としてショップとつなぐ仕組みです。

ワーカー(求職者)への提供価値

新規ワーカーは、JR-Crossによる事前研修(有給)で、エキュート共通のルールや接客マナーを習得できます。これにより、エキュート内の多種多様なショップで安心して即戦力として活躍することが可能です。また、駅という優れたアクセスを活かし、施設内だけでなく他駅のエキュートでも勤務できるため、スケジュールや興味に合わせて活躍の場を広げられます。

ショップ(求人側)への提供価値

  • 「教育済み即戦力」による安定運営: 入退館や共通レジの使用方法といった基本ルールを習得したキャストが勤務するため、現場での教育負担を大幅に軽減できます。これにより、エキュートに不可欠なサービスの質を維持し、質の高い安定したワークシェアリングが実現します。

  • 「セルフソーシング」で信頼できるメンバーを確保: マッチボックステクノロジーズの強みである「セルフソーシング」を基盤とし、現役従業員やOB・OG、一度雇用したスポットワーカーなどを自社専用データベースに蓄積し、スポットワークを内製化する仕組みを構築します。これにより、一度働いた人材が再び活躍できる環境が整えられ、ショップの安定運営がサポートされます。

背景と今後の展望

人手不足が深刻化する中、エキュート内の調査では約74%のショップが人材確保に不安を抱えていることが明らかになっています。エキナカという環境では高い「信頼性」が重視されるため、独自のルール習得に伴うコスト増加がショップの課題でした。

本実証実験では、信頼を基盤としたワークシェアリングが、ショップ運営の安定化やサービス向上にどの程度寄与するかを検証します。JR-Crossは、「共にエキナカをつくる仲間を増やす」パートナーとして、ショップとワーカーの双方が安心してつながれる「持続可能な人材確保のあり方」を検討し、エキナカならではの新しい働き方の可能性を模索していくとのことです。

実証実験の概要

  • 実施期間: 2026年4月~7月末 予定

  • 実施施設:

    • JR上野駅構内 エキュート上野

    • JR日暮里駅構内 エキュート日暮里

駅構内と思われる地下通路で、多くの人々が歩いています。ecute上野の看板や店舗、デジタル式のフロアガイドが見られ、床には点字ブロックが設置されています。

広々とした駅構内の様子。ecuteやR Bakerなどの店舗が並び、多くの人が行き交っている。山手線や京浜東北線の案内表示が見える、明るく現代的な駅の風景。

  • 対象: 上記施設内の各ショップ、求職者
    *サービスの利用可否は各ショップの判断となります。

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