導入の背景と目的
この取り組みは、朝ラッシュ時間帯の混雑平準化を推進することを目的としています。デプスカメラとAIを用いてリアルタイムに計測された号車ごとの混雑情報を基に、到着する列車の実際の混雑状況や、乗車後の各駅の混雑予測をディスプレイに表示します。これにより、利用者は乗車直前に混雑状況を把握し、その時々の状況に応じて最適な号車や列車を選択できるとされています。
本取り組みは、2022年度に東西線早稲田駅、2023年度に半蔵門線青山一丁目駅で実施された実証実験で、リアルタイムの混雑情報提供が空いている号車への移動を促す一定の効果が認められたことを踏まえて実施されます。
システムの特徴と表示内容
デプスカメラとAIを用いた列車混雑計測システムは、鉄道事業者で東京メトロのみが導入している技術です。このシステムは、東京メトロmy!アプリ上での混雑情報提供や、ダイヤ策定時の基礎データなどにも活用されており、2022年9月には第21回日本鉄道賞の特別賞を受賞しています。
駅構内のディスプレイには、「到着する列車の実際の混雑情報」と「発車する列車のその後の混雑予測情報」が表示されます。これらの情報は、東京メトロmy!アプリよりも詳細な混雑状況を示し、アプリ操作に不慣れな方や急いでいる方など、より多くの利用者が確認できることを目指しています。


設置場所
今回、号車ごとのリアルタイム混雑状況表示が導入されるのは、以下の計5駅6箇所です。
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日比谷線:三ノ輪駅、入谷駅
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東西線:南砂町駅、葛西駅、浦安駅





今後の展望
東京メトロは、今後も利用者がより安心して快適に地下鉄を利用できるよう、混雑平準化の取り組みを継続して進めていく方針です。
お客様からのお問い合わせ先
東京メトロお客様センター
https://www.tokyometro.jp/support/index.html
参考情報
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2022年度東西線早稲田駅での実証実験については、以下のニュースリリースをご参照ください。
https://www.tokyometro.jp/news/2022/213591.html -
2023年度半蔵門線青山一丁目駅での実証実験については、以下のニュースリリースをご参照ください。
https://www.tokyometro.jp/news/2023/216786.html -
2024年度に導入された千代田線北千住駅および町屋駅のディスプレイについては、以下のニュースリリースをご参照ください。
https://www.tokyometro.jp/news/2024/219656.html -
東京メトロmy!アプリでの混雑情報配信については、以下のニュースリリースをご参照ください。
https://www.tokyometro.jp/news/2021/210901.html
https://www.tokyometro.jp/news/2022/213581.html -
列車混雑計測システムの詳細については、以下のニュースリリースをご参照ください。
https://www.tokyometro.jp/news/2021/209731.html

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