地方鉄道・ローカル線の存続危機!支援リターン1位は「記念乗車券・入場券」

地方鉄道やローカル線では、利用者の減少などを背景に廃線の話題が増加しています。このような状況に対し、路線の存続を願う声とともに、近年ではクラウドファンディングや寄付を通じて支援する動きも広がりを見せています。
鉄道に興味を持つ人々は、こうした支援の仕組みをどのように受け止めているのでしょうか。また、支援に参加する場合、どのようなリターンに魅力を感じるのでしょうか。
株式会社NEXERと鉄道ひろばが共同で、鉄道に興味がある全国の男女180名を対象に、「鉄道を応援する」クラウドファンディング・寄付への意識に関するアンケート調査を実施しました。
調査概要
この調査はインターネットアンケートとして、2026年2月20日から3月1日の期間に実施されました。事前調査で「鉄道に興味がある」と回答した全国の男女180名が有効回答者です。
質問内容は以下の通りです。
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質問1:地方鉄道やローカル線の存続が厳しいという話を聞いたことはありますか?
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質問2:地方鉄道やローカル線の存続が厳しいという話について、どう感じますか?
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質問3:鉄道の存続や車両の保存を目的としたクラウドファンディングや寄付に関心はありますか?
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質問4:どのようなリターン(返礼品)があれば魅力を感じますか?(複数回答可)
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質問5:中でも、もっとも魅力を感じるリターン(返礼品)をひとつだけ選んでください。
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質問6:その理由を教えてください。
93.9%が地方鉄道の存続危機を認識
まず、地方鉄道やローカル線の存続が厳しいという話を聞いたことがあるかについて尋ねたところ、「ある」と回答した方は93.9%に上りました。鉄道に興味がある人々の間では、存続問題が広く知られていることがわかります。

この話題に対する意見としては、「旅をする時に使いたいから残って欲しい」といった利用の継続を望む声や、「道路が寸断された場合の復旧ルートとして必要だと感じる」といった災害時の役割を指摘する声がありました。また、「廃線になれば更に過疎化が進むことを残念に思います」と地域への影響を心配する声や、「自分が乗車してその電車から見た景色や行った先の思い出が消えていくようでやりきれない気持ちがあります」と個人的な思い出が失われることへの寂しさを表す声も寄せられています。
鉄道のクラウドファンディング・寄付に41.4%が関心あり
次に、地方鉄道やローカル線の存続が厳しいという話を聞いたことがあると回答した人に、鉄道の存続や車両の保存を目的としたクラウドファンディングや寄付に関心があるか尋ねました。

その結果、「ある」が37.3%、「すでに参加したことがある」が4.1%となり、合わせて41.4%が関心を持っていることが明らかになりました。約4割の人が支援に前向きであることから、鉄道を応援したいという気持ちが広がりつつある様子がうかがえます。
求めるリターン(返礼品)1位は「記念乗車券・入場券」
クラウドファンディングや寄付に関心がある、または参加経験がある人に、どのようなリターンがあれば魅力を感じるか複数回答で尋ねました。

最も多かったのは「記念乗車券・入場券」で35.7%でした。次いで「体験型(運転体験、車両基地見学、撮影会)」が34.3%、「限定グッズ」が31.4%と続いています。手元に残るものや、普段できない体験、限定ならではの特別感を求める傾向が見られます。
最も魅力を感じるリターンは「限定グッズ」
最も魅力を感じるリターンを一つだけ選んでもらったところ、複数回答の結果とは異なる順位となりました。

「限定グッズ」が24.3%で最も多く、次いで「記念乗車券・入場券」が22.9%、「体験型(運転体験、車両基地見学、撮影会)」が15.7%という結果です。複数回答では1位だった「記念乗車券・入場券」が、単一回答では「限定グッズ」に次ぐ2位となりました。
それぞれの理由としては、以下のような声が寄せられています。
限定グッズ
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「ここでしか手に入らないものに価値があると思うから。」(30代・女性)
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「やはり、今後が無いとすると今しか手に入らない物がいいです。」(70代・男性)
記念乗車券・入場券
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「使わない形に残るものがいい。」(10代・男性)
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「かさばらないので保存しやすい。」(60代・男性)
体験型(運転体験、車両基地見学、撮影会)
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「なかなか経験できないことができるから。」(10代・男性)
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「残されないと思う路線を体験したい。」(70代・男性)
「ここでしか手に入らない」という希少性や、「普段はできないことを体験したい」という非日常への期待が、リターン選びの大きな決め手になっていることが伝わってきます。特別感を求めるか、思い出として残したいか、あるいは保管のしやすさを重視するかによって、選ばれるリターンの方向性が変わるようです。
まとめ
今回の調査では、鉄道に関心を持つ人々の約94%が地方鉄道の存続問題を認識しており、そのうち約41%がクラウドファンディングや寄付への関心、または参加経験を持つことが明らかになりました。
リターンとして人気が高かったのは「記念乗車券・入場券」、「限定グッズ」、「体験型」といった、その鉄道ならではの特別感があるものです。手元に残して楽しめたり、普段できない体験ができたりする点が魅力となっているようです。
廃線の危機に直面する鉄道を応援したいと考えている方は、クラウドファンディングや寄付という選択肢をぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。
本プレスリリースの内容は、引用元を「株式会社NEXERと鉄道ひろばによる調査」と記載し、鉄道ひろば(https://www.tetuhiro.com/)へのリンク設置を行うことで引用が可能です。
【鉄道ひろばについて】
事業者名称:株式会社ヤシマキザイ
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事業者の住所:〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町6番5号
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