プログラムの概要と目的
「Join up with Nishitetsu」は、西鉄グループの各事業が抱える課題に対し、グループ外から広く事業アイデアを募集する公募型のオープンイノベーションプログラムです。スタートアップ企業や事業会社が持つ先進技術、アイデア、ノウハウと、西鉄グループの事業基盤やアセットを組み合わせることで、新たな価値創造を目指しています。
2025年度のプログラムでは71件の応募があり、選考を通過した5件について実装に向けた検討が進められました。本年度は、各部門が「本気で解決したい課題」に焦点を絞り、約30テーマの課題を公開しています。交通事業(バス・鉄道)、不動産、ホテル、国際物流、新領域といった幅広い事業領域で共創パートナーが募集されます。
西鉄グループは、本プログラムの推進を通じて社外パートナーとの共創による課題解決に取り組み、「にしてつグループまち夢ビジョン2035」で掲げる「居心地のよい幸福感あふれる社会」の実現を目指しています。
「Join up with Nishitetsu -2026-」の募集詳細
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募集開始日: 2026年9月1日(火)
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スケジュール:
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2026年9月1日(火):一次選考(書類)募集開始
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2026年9月30日(水):一次選考(書類)募集締め切り
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2026年10月中旬:一次選考(書類)結果発表
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2026年11月中旬:二次選考(プレゼンテーション)実施
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2026年12月下旬:二次選考(プレゼンテーション)結果発表
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応募資格: プロダクトや技術を持ち、課題解決に取り組むことができる法人
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応募方法: 特設ページからエントリーシートをダウンロードし、専用フォームにて提出
募集対象の事業課題
バス、鉄道、不動産、沿線プロパティマネジメント事業、ホテル、国際物流、西鉄ストア、ウェルネス事業の8セグメントが抱える、アナログ業務のDX化、インバウンド対応や敷地の利活用、業務効率化など、およそ30テーマの事業課題が設定されています。
| セグメント | 課題 |
|---|---|
| バス (3テーマ) | ・バス遺留品の管理・処分を効率化し、リユース等の資源活用を両立する仕組みの構築 ・塩害や強風などの環境負荷に耐え、安全性と耐久性を向上させるバス停構造の高度化 ・路線図や案内図の手作業による作成を自動化し、業務効率化と情報品質の標準化 |
| 鉄道 (4テーマ) | ・集中管理駅の空き事務室や駅の空きスペースを活用し、利便性と魅力を向上させる新規ビジネスの創出 ・電車に乗車中の移動時間を楽しくする新たな付帯サービスの提供 ・散在する業務マニュアルや設備データ等、駅業務情報や電力設備データの一元管理 ・線路や電気設備系統の検査機械化やAI判定補助の導入、設備データの効率的な管理 |
| 不動産 (5テーマ) | ・市場ニーズを反映したマンション設計 ・エクセルで行う複雑なプロジェクト収支計算を自動化 ・用地仕入れ時の建築ボリュームチェックや費用算定を即時化し、初期判断を迅速化 ・介護職員の深夜見守りや記録業務の負担軽減 ・エクセル管理で分散・属人化している入居率や介護報酬等の経営データの一元管理 |
| 沿線開発・天神開発(5テーマ) | ・天神駅直結のスペースの新たな役割・事業機会を創出する画期的な使い方の提案 ・テナントとのコミュニケーション迅速化による業務の効率化 ・既存施設の改修履歴と当時の法規制情報を管理・共有し、改修時の法令違反の防止 ・複雑な長期修繕計画表に代わり、誰でも簡単に更新・共有ができる設備台帳 ・「ワンビル」の価値向上に向けた新たな仕掛けづくり |
| ホテル (3テーマ) | ・インバウンド顧客の宿泊需要予測 ・ホテルギフト券の発券から利用実績集計までを一元管理し、業務負担の軽減を図る ・宴会やレストラン運営における多様な勤務条件に柔軟に対応できるシフト作成 |
| 国際物流 (5テーマ) | ・輸出入申告書類の自動作成 ・各部署で散在する申告実績やHSコード情報の一元管理 ・混載業務における混載効率の最適化 ・異動者間で電化製品や家財を再利用する、匿名性の高い社内フリマアプリ体制の確立 ・通関データと外部の市場データを統合し、AIで需要予測や市場変化の早期把握 |
| 西鉄ストア (2テーマ) | ・飲食店の注文・決済システムを統一し、運用フローの簡素化と売上管理の一元化 ・BtoB営業のノンコア業務を効率化し、得意先情報の属人化解消と一元管理 |
| 管理部門 (4テーマ) | ・ウェルネスフード:豊かな食資源を活かした、心と身体を内側から整える食 ・フィットネス:日常の移動を運動に変え、健康習慣を楽しく継続させる新しいフィットネス ・レジャー・ツーリズム:身近な移動や余暇を心身が整う体験に変える生活圏レジャー ・ペットウェルネス:ペットを家族として共に幸せに生きる「共生社会」の実現 |
「Join up with Nishitetsu -2025-」の実績
2025年度のプログラムでは、2025年7月22日から8月31日までの募集期間に71件の応募がありました。このうち5件が選考を通過し、本導入に向けた実証実験が進められています。主な通過案件としては、AIエージェントを利用した事務作業の効率化や、防災備蓄管理サービスによる備蓄品のスマートな管理などが挙げられます。
オープンイノベーション推進コンソーシアム「シンケツゴー!フクオカ」への参画
西日本鉄道は、「Join up with Nishitetsu」に加え、エリア特化型のオープンイノベーション推進コンソーシアム「シンケツゴー!フクオカ」に今年度も継続して参画します。
「シンケツゴー!フクオカ」は、九州電力、西日本鉄道、TOPPAN、西部ガスホールディングスの4社体制(西部ガスホールディングスは2025年7月より参画)で、福岡・九州におけるオープンイノベーションの推進を目的として2024年6月3日に設立されました。このコンソーシアムは、参加各社が培ってきたアセットや実証フィールド、事業共創の知見を掛け合わせることで、地域の社会課題解決を早期に実現し、福岡・九州におけるオープンイノベーションのさらなる推進を目指しています。デジタル化の進展に伴う実証実験の必要性の高まりや、実証連携先の限定性、フィールド不足といった課題の解決に貢献することが期待されています。

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