第8回 東急グループ 環境・社会貢献賞を発表、最優秀賞に「パラオのリゾート事業での海洋・森林保全と地域貢献」と「外国人バス運転士の受入」

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東急グループ、第8回 環境・社会貢献賞表彰を実施

東急グループは、2026年7月27日に「第8回 東急グループ 環境・社会貢献賞表彰」の受賞案件を決定したことを発表いたしました。この表彰制度は、グループ各社の優れた環境・社会貢献への取り組みを称え、社内外に周知することで、従業員一人ひとりの意識向上を図ることを目的に、年に一度実施されています。2008年の制度創設以来、グループ各社からの累計応募総数は1,000件を超えています。

今回、第8回目となる表彰では、「環境」「社会貢献」の2分野で活動案件が募集され、37社から合計96件(環境47件、社会貢献49件)の応募が寄せられました。選考委員会による厳正な審査の結果、最も優れた取り組みとして「環境・社会貢献賞(最優秀賞)」2件が選ばれたほか、「環境賞」3件、「社会貢献賞」3件、「特別賞」7件の計15件が表彰されました。

東急グループ 環境・社会貢献賞授賞式の集合写真

環境・社会貢献賞(最優秀賞)

パラオのリゾート事業での海洋・森林保全と地域貢献

東急不動産ホールディングス株式会社/東急不動産株式会社/株式会社石勝エクステリア/Pacific Islands Development Corporation

パラオ共和国にあるビーチリゾートホテル「パラオ パシフィック リゾート」は、「ヤシの木より高い建物は作らない」「その土地の人々のためになる事業」を開発・経営理念に掲げ、1984年に開業しました。陸域では既存樹を生かした森林保全を行い、海域ではサンゴ移植や絶滅危惧種の大シャコ貝の放流などを実施し、2002年には国から海洋生物保護区の指定を受けています。また、パラオ人の積極雇用や伝統的建築様式の採用など、地域貢献と環境保全を両立させています。

パラオのリゾート空撮

外国人バス運転士の受入

東急バス株式会社

東急バス株式会社は、ダイバーシティ推進の一環として外国人バス運転士の採用を進めています。日本の交通ルールや接遇指導、文化・宗教的配慮といった多くの課題がありましたが、配属営業所を中心に受け入れ意識が醸成され、今春から単独乗務が開始されています。この取り組みで培われたノウハウや経験は情報公開されており、地域交通維持という全国的な社会課題にも貢献しています。

バス車内での研修風景

環境賞

Green UNDER GROUND 駒沢大学駅リニューアル ~ワクワクするサステナブルな地下駅へ~

東急電鉄株式会社/東急株式会社/東急プロパティマネジメント株式会社/株式会社東急モールズデベロップメント/東急建設株式会社/イッツ・コミュニケーションズ株式会社

開業から50年近くが経過した田園都市線地下区間5駅のリニューアルプロジェクト「Green UNDER GROUND」の第1弾として、駒沢大学駅が「UNDER THE PARK」をコンセプトにリニューアルされました。鉄道の安全・安心向上に加え、脱炭素・循環型社会推進、地域とつながる空間創出、「サステナブルな地下駅」の実現を目指し、空調改修による省エネや廃材活用などの環境施策も推進されています。

地下通路、植栽

ブルーバーガーで挑む海の森再生と価値転換

東急不動産株式会社

千葉県勝浦市において、海の森「藻場」を食い荒らす植食性魚類(ブダイなど)を駆除し、それを「勝浦ブルーバーガー」というブランディング食材へ価値転換する独創的な循環資源プロジェクトです。短期間でのブルーカーボンの定量的創出を実現し、行政との包括連携協定により持続可能な体制を構築しました。地域連携を通じた環境経営の事例として、多くのメディアで紹介されています。

ブルーバーガーの画像

人とまちと未来をつなぐ、特別企画列車「のるるんグリーンパーク」運行

東急電鉄株式会社/東急株式会社

世田谷線開通100周年を記念し、東京都の「東京グリーンビズ」と連携した特別企画列車「のるるんグリーンパーク」が運行されました。東急グループの「自然と共生する街づくり」への思いを発信し、「環境を想う気持ちを次世代へつなぐ」ことを目指して、「街を走る公園」をテーマに都内に自生する植物や東急電鉄キャラクター「のるるん」で車内が装飾されました。

電車内のイベント風景

社会貢献賞

東急電鉄×ヘラルボニー「人へ、街へ、未来へ。」彩りを描く特別な電車

東急電鉄株式会社

東急電鉄株式会社とアートライセンス事業を展開する株式会社ヘラルボニーが協業し、障がいのあるアーティストによる沿線をテーマにしたオリジナル作品をラッピング電車に採用しました。これにより、多様性や共生への理解を沿線全体に発信し、多くの住民や利用者が日常の中でアートに触れ、SNSなどを通じて多様性への理解と両社の社会貢献への姿勢が地域全体に広がりました。

ラッピング電車

「TCFORECTION」~持続可能な森林サイクルの実現へ~

東急建設株式会社

森林荒廃という社会課題に対し、建設業で培った管理力などを林業に転用し、東京都あきる野市で効率的な「スマート林業」の実証・実装に取り組んでいます。小規模・分散化した森林の境界明確化、森林経営計画の策定、ドローンなどを活用した作業道開設や間伐施業の設計、危険工程の機械化・遠隔化、産出した木材のサプライチェーン構築などを通して、持続可能な森林経営を目指しています。

林業用重機

地域と育む、横浜上郷「トコミドリ」の里山

東急建設株式会社

人手不足により環境が悪化していた横浜市栄区上郷町の里山の環境保全について、2024年に「上郷緑地活用プロジェクト」を設立し、事業継続可能な体制を構築しました。翌年には約5,000㎡の耕作放棄地を地域要望に基づき「トコミドリふれあい広場」として原状回復。「トコミドリ」は東急建設の事業ブランドであり、地域と連携しながら交流イベントやクリーンアップ活動などを行い、里山環境を育んでいます。

農業体験、ヤギ

特別賞(一部抜粋)

渋谷の「再生建築」ファンドで環境推進と市場流通を実現

東急不動産株式会社

東京の中小規模ビルが更新期を迎える中で、建設費用と廃棄物増という社会課題に対応するため、渋谷中心部の築古中小規模ビル2物件に増築・減築などの再生建築手法を適用しました。これにより、建て替えに比べてCO2排出量・産業廃棄物を大幅に削減。さらに「再生建築ファンド」を組成し、再生建築物件の市場流通を実現することで、持続可能なモデルの構築を目指しています。

再生建築のデータ

共用設備⇒当社所有化・スリム化⇒課題解決

株式会社東急コミュニティー

横浜市の総戸数210戸の分譲マンションにおいて、老朽化した共用部の大型熱源設備(ボイラーや貯湯槽など)の更新工事が高額であるという管理組合の課題に対し、給湯設備を現在の居住者数に応じてスリム化し、東急コミュニティーが所有者として設置することを提案。管理組合の初期コスト不要・トータルコスト削減を実現し、月額定額の長期契約で点検・修繕も提供することで、ガス・電気の消費量削減、CO2排出量削減にも寄与しています。

エネルギープラント図

もったいないばあさんといっしょに親子で学ぼう「もったいない!」クッキング

東急ホテルズ&リゾーツ株式会社

講談社の人気絵本『もったいないばあさん』とタイアップし、「食のサステナブル」をテーマにした親子参加型の料理教室が企画されました。食べものの大切さを伝える絵本の読み聞かせ、野菜の端材を活用したクッキー作り、味覚について学ぶ食育講座、「もったいない」の要素を取り入れたコース料理の食事会を通じて、フードロス削減への意識を育みました。配布物には生分解性バイオポリマーやFSC認証紙を採用し、環境配慮も徹底されています。

料理教室

誰もが輝ける職場環境の構築~障がい者雇用

株式会社伊豆急コミュニティー

株式会社伊豆急コミュニティーでは、障がい者雇用に積極的に取り組み、本社および現業職場で、障がい者が健常者と同様の働き方や活躍ができるよう、環境整備や意識改革を行ってきました。原則として業務内容や賃金は健常者と同一とし、過剰な保護や特別扱いをしないことで自立を促し、誰もが輝ける職場環境の構築を目指しています。現在、障がいを持った従業員の多くが、職場のリーダー的存在として活躍し、2015年以降、障がい者離職率は0%を維持しています。

問いを起点にした会員制共創施設 SHIBUYA QWS

渋谷スクランブルスクエア株式会社

渋谷スクランブルスクエアにある「SHIBUYA QWS」は、より良い未来につながるムーブメントの創出をビジョンとした共創施設です。スタートアップ、学生、大企業、自治体、大学、メンターなど多様な会員が所属し、様々なプログラムや日々のマッチングを通じて「問い」から新たな社会価値や新規事業を生み出す場として、独自のポジションを確立しています。グッドデザイン賞受賞や資金調達などの実績ある会員を多く輩出し、会員活動への支援を通じてより良い生活や真に持続可能な社会の実現に貢献しています。

コワーキングスペース

聴覚障がい者の声を組み込んだ新しい字幕

株式会社イメージスタジオ・イチマルキュウ

株式会社イメージスタジオ・イチマルキュウは、聴覚障がい者や難聴者に広告メッセージが正確に届くことを目指し、テレビCMに字幕を付与する「109字幕制作サービスPLUS」を展開しています。このサービスでは、IAUD(国際ユニヴァーサルデザイン協議会)と連携し、通常の字幕制作に専門スタッフと聴覚障がいの当事者による字幕への評価・分析・改善の提言を組み込み、より幅広い層に配慮した字幕表現を提供しています。2025年度には、情報格差解消への新基準を確立したことでグッドデザイン賞を受賞しました。

サッカーを通じた地域コミュニティ醸成と社会貢献活動

ベカメックス東急

ベカメックス東急有限会社は、2012年からベトナム・ビンズン新都市の街づくりを推進し、地域コミュニティの活性化にも注力しています。中でも川崎フロンターレとの「サッカースクール事業」は地域に根差した取り組みで、礼節教育や運動機会の提供を通じて青少年の健全育成に貢献してきました。また、国際サッカー大会や孤児院へのスポーツ教育機会の無償提供などの取り組みも継続して開催し、地域住民の街への愛着を醸成するとともに、東急ブランドの認知度と価値向上につなげています。

サッカーをする子供たち

東急グループは、今後もこれらの取り組みを継続し、「美しい生活環境の創造」を目指してまいります。

東急グループの活動に関する詳細はこちらをご覧ください。

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