zeteohと東海旅客鉄道、空間AIで高速走行中の新幹線車内における高精度位置データ取得に成功

ニュース

設備投資ゼロで誤差3m以内を実現

従来の屋内測位技術では、ビーコンなどの固定設備の設置が必須であり、新幹線車両内でのデータ取得には大きな制約がありました。しかし、zeteohが開発した空間AI「TRAILS」は、標準的なスマートフォンなどのデバイスのセンサーと独自開発の空間AIを組み合わせることで、新たなインフラ投資を一切行わずに精緻な位置データを取得することを可能にします。

今回の実証実験では、実際に走行中の新幹線内で収集したセンサーデータを用いたAI学習により、最高時速285km/hに達する走行中の新幹線内において、誤差3m以内という実運用に耐えうる精度で位置データを取得することに成功しました。

JR東海ロゴ

この技術は、2026年5月12日と13日に名古屋市内で開催された東海旅客鉄道株式会社主催の「2026年度技術開発フォーラム」にて紹介されました。

今後の展開

zeteohは、今回の鉄道業界での成果にとどまらず、製造、物流、建設といった「物理空間の知能化」が求められるあらゆる産業現場において、空間AIによるデータ取得と最適化を推進していく方針です。

zeteoh株式会社について

2020年に設立されたzeteoh株式会社は、物理空間における「人の動き」や「業務プロセス」のデータ化という、産業の自律稼働における重要なフロンティアを、独自の空間AI技術で開拓する日本発のディープテック・スタートアップです。

世界108カ国・4,800社以上の応募の中から、世界で最も権威あるディープテック・コンペティション「Hello Tomorrow」において、「Deep Tech Pioneer」に選出されました。インフラ投資を90%削減し、既存のスマートフォンだけで導入可能な空間AIプラットフォーム「TRAILS」を展開しています。

JETRO、仏STATION F、Creative Destruction Lab Paris、米Industry 4.0 Acceleratorなど、国内外の有力プログラムに採択されています。アドバイザーには、カール・グスタフ・エクルンド氏(元ボルボジャパンCEO)やサミール・ハムーディ氏(元Google Mapsマネージャー)を迎え、グローバルな体制で製造現場のDXを加速させています。

zeteohロゴ

詳細は以下の公式サイトをご覧ください。

コメント

×
タイトルとURLをコピーしました