電気機関車EF64の運転席体験実証実験を「鉄道技術展・大阪2026」で実施

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実証実験の概要

本実証実験は、普段体験することが難しい鉄道車両や鉄道設備に関する体験を、新たな技術を活用して提供するサービスの創造を目的としています。今回は、2025年11月に営業運転を終了した、新潟車両センター所属の電気機関車「EF64-1030」の走行が題材です。運転士が実際に運転席で感じる車両の振動や走行シーンの動画を通して、運転士の追体験を提供します。

引退した鉄道車両や普段体験が難しい鉄道設備を、運転士が運転席で感じる振動を通じて追体験することで、鉄道に触れる機会を増やし、本物の知識を得て興味関心を高めるというプロセスを説明した図

コンテンツ作成と体験には、株式会社NTTドコモの「FEEL TECH®」が活用されています。「FEEL TECH®」は、人間の感覚をネットワークで拡張する「人間拡張基盤®」を用いて、他者の動作や感覚を受け手の身体や感じ方に合わせて変換し共有する技術です。鉄道に関するコンテンツや触覚再現、鉄道に携わる社員の話を組み合わせることで、鉄道への興味を深め、満足度の向上を目指します。

鉄道車両基地の屋内に停車しているEF64形電気機関車(EF64 1030)を正面から捉えた写真

白い手袋をはめた運転士が、計器類と操作レバーのある運転席で機器を操作している様子

ヘッドホンを装着した男女2人が、鉄道風景が映し出された大型ディスプレイを熱心に見ている様子

実施内容

本実証実験は「第2回 鉄道技術展・大阪2026」のJR東日本ブース内で実施されます。

  • 実証期間: 2026年5月27日(水)~5月29日(金)

  • 実証場所: インテックス大阪(大阪市住之江区南港北1-5-102)JR東日本ブース内

  • 体験時間: 10:00~17:00(29日(金)は16:30まで)

  • 体験費用: 無料(アンケートへの協力が必要です)

体験内容

  1. ブース来場後、係員の案内に従い専用デバイスの上に着座します。
  2. 体験する方の年代を伺うアンケートに回答します。
  3. モニター映像と連動し、電気機関車「EF64-1030」の運転士が運転席で感じる振動などの感覚を、デバイスを通じて体験します。
  4. 体験後、アンケートにて感想を記入します。

専用デバイスへの着座から始まり、年代アンケートへの回答、映像と振動の感覚体験を経て、最後に感想を記入する一連のユーザー体験フローを示したイラスト

本実証の体制

本実証実験は、以下の企業がそれぞれの役割を担い実施されます。

  • JR東日本: WaaS共創コンソーシアムの運営、実証実験の統括及び管理、鉄道車両の運転、撮影・データ測定協力

  • JR東日本商事: 実証実験の計画策定、全体推進、関係各社調整、実証分析、実証実験の全体運営、体験ブースの設置

  • NTTドコモビジネス: コンテンツ制作の管理、推進、体験用デバイスの手配

JR東日本、JR東日本商事、NTTドコモビジネスの3社が、WaaS共創コンソーシアムや鉄道車両のデータ測定、コンテンツ制作など、実証実験においてそれぞれどのような役割を担っているかを示した表

「WaaS共創コンソーシアム」は、Well-beingな社会の実現に向けて、移動と空間価値の向上を目指すコンソーシアムです。詳細はこちらで確認できます。
https://www.jreast.co.jp/jrewcc/

将来的な展望

将来的には、オンラインでのコンテンツ提供などを通じて鉄道コンテンツとの接点を広げ、継続的に鉄道の魅力を楽しめる展開を目指しています。

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